2019/09/24
本機は、6号機初となる大人気シリーズ『北斗の拳』の最新作で、「高純増×高継続×高期待枚数」を特徴とした新生ハイスペックAT。
AT「真・天昇RUSH」は、純増は約6.3枚/G、継続率は約85%、平均獲得枚数は約1,000枚の押し順タイプで減少区間なしのストレートATとなっており、誰でも遊びやすい仕様での登場となった。
関係者の中でも期待度が高い機種ということもあり、当日の会場は、ホール関係者と多くの報道関係者が来場し賑わっていた。
展示会の開始時に、会場全体とスクリーンと筐体が連動した大迫力のアンベール演出が行われ、参加者に驚きを与えていた。
会場内は、常に多くの関係者で溢れており、試打機は多数設置されていたが、それ以上に多くの人が並んでおり、すぐに遊技できない状況となっていた。
途中エイリやんが会場に現れ、多くの参加者の撮影に応え名刺を配っていた。
試打の感想とゲーム性を簡単に紹介。
通常時は、主に世紀末ポイントを貯めることで当選するチャンスゾーン「世紀末ZONE」と規定G数到達で当選するチャンスゾーン「断末魔ゾーン」の2つから「激闘BONUS」を目指すゲーム性となっており、レア役による「真・天昇ラッシュ」直撃当選もあり。
激闘BONUS確率は、398.8分の1(設定1)~324.4分の1(設定6)。
レア役を引くことで、世紀末ポイントの上乗せ特化ゾーン「七星チャージ」の抽選や激闘BONUSを有利にできる「昇舞魂」の獲得抽選を行っている。
中段チェリーから「昇舞魂」の獲得と「七星チャージ」に突入しポイントを大幅に獲得。
世紀末ポイントが貯まりきる前に、規定G数到達で当選するチャンスゾーン「断末魔ゾーン」の前兆に入り、演出成功で「断末魔ゾーン」に突入した。
液晶左下に表示されるゲーム数の色が変化してる時が「断末魔ゾーン」の前兆を示唆していると思われる。
「断末魔ゾーン」は、消化中にカウントダウン演出が発生してバトルに突入。
バトル勝利で激闘ボーナスを獲得した。カウントダウン演出は、カウントが0に近いほど熱いのではないかと感じた。
「激闘BONUS」はLEVELアップフェーズと強敵バトルで分かれており、強敵バトル突破で「真・天昇RUSH」突入となる。「修羅モード」と「世紀末モード」の選択が可能。
各バトルの開始前に、「BATTLE LEVEL」と「小役LEVEL」をアップさせる区間があり、各小役でLEVELアップ抽選をしていると思われ、レア役時は大幅なLEVELアップも確認できた。
引き次第では勝利濃厚の数値まで伸ばすこともできるため、消化中は常に期待が持てる仕様だと思えた。
強敵バトルは、5ゲーム間毎ゲーム、獲得したステータスの小役LEVELで抽選が行われているようで、成立役によって勝利期待度が可視化されている点に真新しさを感じた。
バトル勝利後には、何ゲーム目の成立役で勝利したかを確認することができるため、完全ガチバトルをより体感できた。
3戦目は、LEVELアップフェーズでレインボーまで発展し勝利濃厚となり、3回の強敵バトルも勝利して高継続ATの「真・天昇ラッシュ」に突入した。
「真・天昇ラッシュ」も2種類のモードがあり異なる楽しみ方を選べる。
「修羅モード」は完走型STタイプとなっており、保留昇格を目指して、継続期待度をUPさせるゲーム性。「世紀末モード」はステージが上がるほど、期待度の高い強敵とバトルを行うゲーム性となっていた。
今回の試打では、多くの来場者がいた為試打の時間が限られていたこともあり「修羅モード」のみ体験した。前半のROUNDパートで保留の昇格は、各役で行われたが、レア役時は、期待度の高い保留に変化し、転生ZONEを有利に進められた。
高期待度の保留を多くすることで、転生ZONE中にROUNDストックが多く獲得しやすく、次回の継続にも有利となる好循環を生み出せるシステムになっていた。
ROUNDパートでレア役を引いた際には、期待度の高い保留への変化だけでなく、EXTRAへ移行をする場合もあった。EXTRAは継続確定なのか保留獲得期待度アップなのか、現時点では判明されていないが、他にも色々な要素が盛り込まれていそうだと感じた。
AT終了時の結果表示後には、北斗シリーズお馴染みの復活演出や、期待感が高まる北斗揃いや昇天演出(2400枚獲得濃厚)などシリーズの伝統も多く継承されており、過去の作品を知っている人も、初めて打つ人も惹きつけられる内容であるように感じた。
ホール導入が今から待ち遠しい本機は11月上旬の導入を予定している。