魔窟チェロ家の宝物殿

人生のボタンを4回ほどかけ違えた結果、パチとスロの実機をうっかり550台ほど所有しているライター、貴方野チェロス。異様にモノが多すぎる彼の自宅を訪れた人々は皆、そこを『魔窟』だの『住居型ヴィレッジヴァンガード』だのと呼びたがる…。このブログでは、そんなチェロ家のその辺に転がっている奇妙なモノたちを、パチやスロの実機はもちろんのこと、本、CD、DVD、ゲームなど、ジャンルにこだわらず気の向くままに公開していくぞ! チェロ家へ遊びに来たような気持ちで、そっと覗いていただきたい♡ え、なにアンタ、手ぶらで来たのッ…!?(『歓迎』の旗を振りながら)

トルナードとわたくし(前編)

2019/02/28

記事カテゴリ:ブログ

 

 

 

ここで、ズキュンと発表したい。

 

ワールドワイドウェブのパウワーを利用し、

世界全人類にくまなく伝えたいのだ。

 

貴方野チェロス、このたび

漫画雑誌『別冊パチスロパニック7』にて、

新たなコラム連載をスタートさせました!

 

その名も、

 

 

 

 

 

 

このパチンコ店が凄い!!

 

 

 

 

 

アナタが発見した、

いろんな意味で『凄い!!』

と言える全国のホール情報を、

大々的に大々々募集ッ!

 

 

 

・店の場所とホール名(店名は公表しません)

・どこがどう凄いのか?

・ホールの外観と凄い所の写真を何枚か。

 

 

 

こちらの3点セットを

どうかお気軽に

お送りいただきたいッ!!

 

封書かハガキなら

 

〒169−8578

東京都新宿区高田馬場4-28-12

(株)ガイドワークス

別冊パニック7『凄いパチンコ店』係

 

まで。

あるいは、

 

電子メールの件名に

『凄いパチンコ店係』と添えて、

 

guideworkspanic7@gmail.com

 

まで、ズコバコズコと

情報のご提供を

頼む頼む頼むッ!!

 

もちろん、

タダでとは言わない…。

 

採用させていただいた方へは、

オレがイヤな圧を根気よく

ジリジリかけ続け書いてもらった、

 

『凄パチ限定・銀田まいサイン色紙』

 

を差し上げますッ!!

 

他でもない、

ここでしかもらえぬ

特別メッセージを添えた、

まいちゃん直筆のサイン色紙だぞ!

 

そして、ヤフオクかメルカリで

いつか9万円ぐらいになったら、

黒目だけの瞳で売り飛ばせばイイ…。

 

そんなこんなで、

もうすでに潰れた店でも、

元気いっぱいで営業中の店でも、

虫の息でかろうじて営業中の店でも、

どんな状態でも、

何かが凄きゃオールOK!!

 

みんなのお声を

マジでお待ちしておりますッ!!

 

 

 

 

 

 

と、若干長めな前置きを経て、

今回ご紹介する宝物は皆さんお待ちかね。

久々のパチスロ実機である。

 

その機種は、

知らない人も多いかもしれない

4号機初期のノーマルAタイプ。

またの名を、チェロスの目には

6コマぐらいスベってるようにすら映った

スーパーウルトラズルスベリマシン、

 

 

 

 

 

 

 

 

トルナード(サミー工業)

 

である!!

 

 

 

『ナード、ナナード、トルナード』

のキャッチコピーで親しんでいたのは

この世でオレ、ただ1人かと思うが、

当時、ニューパルサーのメガヒットにより

人気を博しつつあったリーチ目マシンたち。

そいつらより、

スベリマシンが好きだったオレにとって、

サミーが生み出すパチスロ台は

まさに理想形だった。

 

そんな、伝統的『サミースベリ』を

極限まで活かした究極のパチスロ台、

それがこの『トルナード』であった。

 

 

 

 

オレはパチスロ台を集め始めた頃から、

『トルナード』が欲しかった。

 

しかし、中古市場には滅多に出回らない

相当な激レア台だったのである。

 

当時は、

愛知県名古屋市のパチンコメーカー

まさむら遊機の直営店『MASAMURA』が、

おそらく全国で1店舗のみ

『トルナード』を設置しており、

地元へ里帰りするたび足を運んでは

しつこく打ったものである。

 

ロクに勝った記憶はないが、

大負けした記憶もない。

どちらかというと、

相性はよい台だったと思う。

 

が、いつの間にか

『MASAMURA』は閉店…。

 

同時に『トルナード』を打てるホールは

全国から姿を消してしまった。

 

目も鼻も口もないが、

何かを語りかけてくるような竜巻絵柄が、

6コマぐらいズルーーーーンとスベる。

ただそれだけの、

どこか狂気すらはらんだあのゲーム性を

時折懐かしく思っていた。

 

 

 

 

そんな遠い目をした日々が

7〜8年ほど続いたある日、

ついにヤフーオークションに

『トルナード』

が出品されたのである!

 

前回の出品時から数えると、

およそ6年ぶりぐらいだろうか…?

今回落札しないと、

もう2度と出会えないような気さえした。

 

オレはムリしようと思った。

5万……いや、

6万円までは黙って出そう。

勝負はそこから先だ。

はたしてライバルどもは

いくらまでブツけてくるだろうか…!?

一世一代の大勝負が始まる……!!

 

 

 

 

 

 

結果から言おう。

 

3万3千円かそこらだった。

 

 

 

 

 

 

オレは神に感謝した…!!

たぶんだけど、

12万円とかまで

入札しちゃっただろうな。

あん時のオレの

異常なテンションだと…。

 

こうして、ついにヤツは

魔窟チェロ家の敷居をまたぎ

やって来たのである。

 

 

 

 

 

 

 

ひとつの、信じがたい

メロドラマを引っさげて……。

 

 

 

 

次回へ続く。

カモン、イエスタデイ……!!