魔窟チェロ家の宝物殿

人生のボタンを4回ほどかけ違えた結果、パチとスロの実機をうっかり550台ほど所有しているライター、貴方野チェロス。異様にモノが多すぎる彼の自宅を訪れた人々は皆、そこを『魔窟』だの『住居型ヴィレッジヴァンガード』だのと呼びたがる…。このブログでは、そんなチェロ家のその辺に転がっている奇妙なモノたちを、パチやスロの実機はもちろんのこと、本、CD、DVD、ゲームなど、ジャンルにこだわらず気の向くままに公開していくぞ! チェロ家へ遊びに来たような気持ちで、そっと覗いていただきたい♡ え、なにアンタ、手ぶらで来たのッ…!?(『歓迎』の旗を振りながら)

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マイコンでランデブー、そんな夢物語(後編)

2019/02/21

記事カテゴリ:ブログ

 

 

 

さて、今回の魔窟チェロ家の宝物は、

前回いらんことを話しすぎたせいで

全体の0.2%ほどしか紹介できなかった、

講談社は月刊少年マガジンコミックス

 

 

 

 

 

 

 

マイコンランデブー

 

をご紹介したい!

 

ちなみにオレは、

『ランデブー』というワードを聞くと

走るデブしか

想像できない謎の病いに

数年前からかかっているのだが、

誰にも迷惑はかけていないので、

今回もマイコンオタクの走るデブを

堂々と想像しながら進めていきたいと思う。

 

だって、しょうがないじゃない……。

 

 

 

で、この漫画なんだけどね。

 

今までこのブログで

紹介してきた作品とは、

ちょっと毛色が違うのだ。

 

それは、ズバリ

 

 

 

 

 

 

相当おもろい

 

 

 

 

 

 

のである……!!

 

 

 

オレがヤバそうな本やDVDを買った際、

50回に1回ぐらいのペースでやってくる

 

埋もれた名作

 

だったのである!

『マイコンランデブー』が!

まさかのッ……!!

 

 

 

そもそも、

全2巻完結という時点で

雑誌に掲載していた頃は

読者の支持を得られなかった

可能性が激高なわけで、

そんな作品にこっちが期待するのは、

 

常軌を逸したつまらなさ

     or

常人には理解できない狂気

 

ぐらいしかないんすわ。

 

でもね、コイツは

ストーリーもよく練られてて、

パソコンをうまいこと利用しつつ

ギリギリつじつまのあう物語を

きわどいラインで展開しておってね。

 

つまるところ、

なかなかどうして

極上のファンタジー

ってことなんすよ。

 

うーん、

ちょっとほめすぎたか……。

 

 

 

ほいでは、

簡単にストーリーの

流れを説明すんね。

 

 

 

 

主人公、今村浩くんは中学1年生。

はっきり言って、冴えない少年。

 

 

で、ヒロインは石川なおみちゃん。

今をときめくアイドル歌手である。

 

そんな2人の共通の趣味がズバリ、

マイコン(今で言うパソコン)!

 

それが、何かの間違いで

パスワードも入れていないのに

なぜかお互いのマイコン同士が

音響カプラ

繋がってしまうのだ!!

 

え、音響カプラ、

ご存知ないですか?

 

 

 

 

この漫画が出た

昭和60年6月18日には、

インターネット

なんてシャレた横文字は

まだニッポンに

存在しなかったんすな!!

 

だから、音響カプラ。

みんなも明日から

音響カプラ。

オールライ?

 

 

 

で、それをきっかけに

冴えない男子中学生と

花のアイドルが繋がって、

アイドルのピンチを童貞中学生が

救いまくることになるんだが、

そもそも、なんでそんなことが

起きたのかというと……、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人のパソコン同士が

知らんうちに

に落ちていたという

とんでもない

トンデモ展開がッ……!!!!!

 

 

 

 

まぁいちおう第1話は、

なおみちゃんが生放送番組での歌唱中に、

ステージ下へ停車した誘拐犯の車へ

 

 

「おもしろい演出ね!」

と思い込んで自ら乗り込み

まんまと誘拐されてしまうという、

大胆にも程があるストーリーが

チカラ技で展開されるのだが、

そこ以外はストーリーの展開に

特にイジれるようなアレもなく…。

 

いや、なくはないんだろうが、

ふと気付いたらドキドキしながら

普通に読み進めている自分がおり、

まぁ多少のツッコミどころは

スルーできちゃったのかもしれんな。

 

 

 

いちおう中学1年生でありながら、

 

 

無免許運転するわ、

 

 

ポルノ映画観るわ、

 

 

飲酒するわ、

 

 

盗んだバイクで走りだすわ、

 

 

なおみちゃんを助けるため

ホテルの非常ベルを鳴らして、

全300室に満杯の客を

大混乱に陥らせるわで、

コンプライアンスにやかましい現在なら

炎上しかねない要素が山盛りで、

昭和という時代が持つ大らかさを

ほのかに感じられるのも

本書が持つ魅力の1つだ。

 

まぁでも、

こんなのは作り話なんだからさ、

物語が面白くなったり

スリリングになるってなら、

こういうアレも大アリだと

やっぱオレは思うけどね?

 

こんなんを青春の時代に見て、

イカした世界にあこがれながら、

人は少しずつ健康的な

大人になっていくんだから…。

 

 

 

つーわけで、

じつは最終話は

けっこう深イイ話でね。

ヘタすりゃ感動さえするかもなんだけど、

ネタバレになるともったいないんで

ここではナイショにしときますわ。

 

もしどこか、

小汚い古本屋で偶然見かけたら

買うて読んでみてください。

一冊200円以下ならね……。(適正価格)

 

 

 

 

カモン、イエスタデイ……!!

 

 

 

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