2015/10/09
いきなりこんな話をして申し訳ないのですが、若い人向けの人生相談で「やろうか止めようか迷っています。どうすればいいですか?」みたいな相談がくると「人生は一度きり。後悔しないようにチャレンジしよう。失敗してもいいじゃないか!」とか答える風潮があるじゃないですか。
あれ、失敗するとやばい。今回の企画はまさにそんな感じで、散々迷ってやってはみたものの、とんでもなく後悔しています。
え、まず題名にもあるように芸術の秋ということで、ヤクルトの容器を使ってパチンコキャラを作ろうと思ったことから話は始まるんですがね。そう、先日プロ野球のヤクルトがセ・リーグで優勝したから思い付いた安易な企画です。まだCSがあるとはいえとてもタイムリーだし、ヤクルトといえばパチンコホールの余り玉で取れる景品のチャンピオンなわけだし「よし、パチンコを打って、出玉を全て景品のヤクルトにして、何か作ったら面白いんじゃないか」とか思っちゃったわけなんですよね。
で、さっそくホールに行ったんですけれど、案の定というか、甘デジで1万円負けてヤクルトがゲットできなかったんですよ。これじゃマズいと思い、少量の玉を交換して「1万円の価値があるヤクルトでパチンコキャラを作ります( ;∀;)」みたいな、せっかくこのブログを読んでくれた神様を冒涜するようなありきたりなオチにしようかと思ったんですけど、そもそもヤクルト1本じゃ作れるパチンコキャラなんかないので、迷いに迷って約1000円分ヤクルトを買ってきたんです。
まぁ、ヤクルトっぽいアレも大量に混じっているんですけれどね…。
違うんです! ヤクルトって高いじゃないですか! 5本で約200円ですよ! だから7本で約200円のそれっぽいのを買ってきたんです!
計26本。FA交渉になると発動する噂のV字ヤクルトもできちゃうくらいの本数ですよ。実際のV字はミルミルだとしても力技で押し通します。まぁ、この頃はこれから26本のヤクルト(っぽいものも含む)を全部飲んで、空いた容器でパチンコキャラを作るぞ! と意気込んでいたんですけどね…。
飲んでも飲んでも終わらない。ヤクルトは大好きなんですが、半日でこの量を飲むのはきついんですよ。そして6時間後。
娘がお婆ちゃん家で飲んだピルクルの容器も譲ってもらい、なんとか20本の容器と、何故か家にあったプッチンプリンの容器を2つゲットすることに成功しました。ちなみにこの時の時刻は深夜2時です…。
さぁ、いよいよパチンコキャラを作るわけですがね。どんなパチンコキャラを作るのかというと、YouTubeでヤクルトの容器を使ってライオンを作る動画があったので、ライオンですよ。神獣王2のライオンということにしといてください(強引すぎますが)。
まずは胴体を作り…
深夜3時に胴体が完成しました。セロハンテープを引っ張る「ガガー」って音と、たまに崩れ落ちる容器の音が深夜の静けさをぶち破り、とても虚しくなりますが、芸術のためには仕方がありません。
お次は顔です。ここでようやく真のヤクルトの容器を使用するという。
さぁ、顔を胴体にくっ付けて
顔に目とか口を貼って
完成~!
(え? 自分で作っといてアレだけど、なんだこれ…)
完成したライオンは袋の中に保管しました。決してゴミ箱ではありません。それから完成したライオンの扱いに対する呪いなのか、乳酸菌の威力なのか、お腹の中がちょっと活発になって、トイレから出られません。
冒頭の話に戻りますが、「やろうか止めようかどうすればいいですか?」と誰かに質問されたら僕はこう言います。
「迷うくらいなら止めたほうがいい」って。