パチプロ日記

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更新は毎日18時ごろに一日分ずつ行います。

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三月二十二日(木)晴

2018/07/16

 東口の飲み屋でバイトをしているハダシ小僧の休日。学生プロを交えて、三時ごろから一杯やる予定(ノガミは下戸)。それまで、どうにかして時間を持たせたい。こういう時はなるべく一発台に手を出さないことだ。勝つにせよ、負けるにせよ、勝負が速くて、後が続かない。

 

 今日はザ・拳法のシマに二台、アキがある。358番と377番。ただし、どちらも不十分な感じ。358番はヘソのアキだが、以前の打止めで、道が狭められたまま。377番は、逆に、ヘソの道がアケられているとはいえ、ヘソそのものが足りない。どちらかとなれば、前者だろう。

 

 358番はもうずいぶん長いこと打っていないが、以前打った時には、いつもバネで苦労していた台。目一杯絞っても、玉が遠くへ飛びすぎてしまう。もし、今日もあのバネだったら、敬遠しようと思い、とりあえず、試し打ちの意味で、百円だけ打ってみたら、バネは直っている。そればかりか、百円のオトシ一発がVに来た。このところのツキを証明するかのように。

 

 しかし、後が悪い。かかってはドボン、かかってはドボンを三度やったあげく、玉が全部なくなりそうな気配。アイているはずのへソなんか、全然入らない。こうなるともう、一発台が気になって、気になって、仕方がない。

 

 十時半、とうとう三百個ばかりの玉を、377番で打っているハダシ小僧にくれて、ジェットラインの185番へ。朝イチはやはりバネにパワーがない。二千円目で飛び込んだ玉が外れて以来、七千円あたりまで一発も飛び込まない。

 

 ようやく飛び込んだかと思えば、また外れ。「今日はひどい目に遭いそうだ」と思う。思うが、もうすでにハマっている。千円札一枚がいとも簡単になくなる。カネの価値が分からなくなる。これは、ギャンブル以外の何物でもない!

 

 で、半狂人のように、ゼニを使いまくっていたら、何と一万二千円目の計四発目がやっと当たりになった。この瞬間の快感が人を狂わせるのだ。

 

 二度目こそは、と思ったのに、一度目とそっくりの経過。抜けが悪くて、どうにもならない。一万四百円目の計三発目が当たり。今のところは“ただ働き”だ。

 

 三度目も相変わらず抜けがない。今度こそは三千円でけじめをつけよう、と思う。そう心に決めていたら、何と三千円ジャストの一発目が左端へ。まだツキが残っていた。

 

 ここから波に乗る。四度目は、二千二百円目の一発。五度目も二千三百円目の一発。抜けが悪くとも、一発で決まるところが、ミソ。

 

 六度目はさすがに波が遠のいた気配。三千円で一発も抜けず、逃げを決め込む。二時半。

 

 三時までの三十分ばかりを一般台でヒマつぶししようと、ビッグシューターの520番を打っていたら、ハダシ小僧が「これ、さっきの玉」と言って、朝渡した三百個ばかりの玉を返しに来た。こっちはあげたつもりなのに、向こうは預かったつもりらしい。「いいよ、いいよ」と言っても、強引に置いて行く。見かけはみすぼらしくとも、根性は真っすぐの男と見た。おかげをもって、二百円で五百個の収穫。

 

 投資額=三万三千二百円。出玉=二万二千五百個。トータル=二万三千円のプラス。

 


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