パチプロ日記

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五月三十一日(木)曇り

2018/09/24

 今日は、三ヶ月間書き続けて来た日記の最終日。昨日の大勝で甘くならないよう、気を引き締めてかかりたい。何が何でも、プラスの記号で締めくくりたい。

 

 ジェットラインの185番は、昨日自分が四回入れてやめた後、夕方まで一度も入らなかったらしいが、やはり夜になって、再噴火したのだろう。今日は飛び込み口がシメられている。

 

 一般台は、昨日アケられた何台かのうち、半数がシメ、半数がそのまま。打つならば、ローリングマシーンの322番か?

 

 昨日は、自分の知る限り、二千個チョイまで出ていた。

 

 しかし、今日は今日でまた新たなアキが二台ある。パチンコ大賞の358番とポチの282番。ともに谷クギのアキ。この店のクギ師は、こういう所をマメにいじる。

 

 まず、ポチの382番。二百円打っている最中に気付いた。ヨリクギが悪い向きに変形している。以前の打止めで、いじったのか? 他の台はどれもこのクギまでいじめられていないのだが……。二百円で、断念。

 

 すぐさま、パチンコ大賞の358番へ。二百円で、いきなりVに来て、全開。そのかかっている最中に、知り合いのオジさんが隣りに座り込んだ。このオジさんにこれをやられたら、百年目。自分はパチンコをやらずに、いつまででも見ている。だから、「オジさん、この玉なくなるまで、打っててよ」と、台を預け、自分はローリングマシーンの322番へ。

 

 322番、八百円で食い付いて、連チャン。千二百個は出た。が、ここで早くもスランプ。Vに来にくい台なので、ナキが途絶えてしまうと、どうにもならない。アッという間に、千個も打ち込んでしまった。

 

 ちょうどその時、オジさんがやって来て、「病院に行かなくちゃならないから、またね」と言う。「あの台、どうしたの?」と聞いたら、「全然ダメ。一度もかからない」そうだ。ならば、当然玉がなくなっているはず、と思ったら、まだ三百個もある。多分オジさんは、人の玉をなくしたくないので、チビリチビリと打っていたのだろう。代打ちなんかやらせちゃって、ごめんよ、オジさん。

 

 322番の残り二百個を持って、元の358番へ戻る。オジさんが残して行った三百個ギリギリでかかったものの、今日はこの台は連チャンがない。一度かかると、そのあとドボンしてしまうから、玉がなかなか増えない。

 

 とうとうシビレを切らして、千個の玉で、再び322番へ。もう一花咲きそうな気がする。しかし、近ごろのこの台は、二枚腰を持ち合わせていないらしい。五百個打ち込んでも、ダメ。

 

 正午、残り五百個で、今度はビッグシューターの522番。昨日はハダシ小僧があっさりと札を入れたのに、今日は同じ人間が打って、とうとうギブアップしてしまった。ヤツの後も全然出ていない。

 

 だが、クギは昨日のまま。それだけを頼りに、打ち始めたら、持って来た五百個を半分ほど使って食い付き、玉は計二千五百個になった。が、ここからネチチネとした打ち込みが始まる。ここを粘り切って、打止めまで持って行けるかどうか、先を読み切れないので、一時、千九百個で引き。

 

 これにて一件落着にすれば、日記の最後を無事プラスの記号で締めくくれるわけだが、これではどうもスカッとしない。今イチ腹の虫が納まらない。そこで、考える。今もしジェットラインへ行って、二千円取られたとしても、プラスはプラス。昨日の大勝ちがあるのだから、この際は、マイナスにならなければ、何でもいい。と思うが早いか、千九百個の玉を替え、レシートをズボンのポケットに押し込みながら、階段を上がる。

 

 ジェットラインは183番がまだ一度も入っていない。そろそろ一発があるかも……。二千円打ってダメなら、仕方がない。潔く帰ろう。

 

 と、心に決めて打ち始めたら、悪運強く、千二百円で三発も飛び込み、当然の如く左端へ来てしまった。

 

 これで、一応は日記の形作りが出来た。二度目には挑戦せず、逃げを決め込む。一時半、肩の荷を下ろした心地で、退店。若い衆とウナギ屋へ。

 

 投資額=二千四百円。出玉=六千三百個。トータル=一万三千円のプラス。

 


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