パチプロ日記

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三月十七日(土)曇り

2018/07/11

 家からブクロまでの道程は、ヒタヒタと歩いて、二十分。昔、パチプロが多かった時代には、毎朝九時に家を出て、パチプロの溜り場となっていたS店近くの喫茶店に入ったものだが、パチプロの減少に伴って、近年はいつしかこの習慣がなくなってしまった。九時三十七分に家を出て、ただひたすらS店を目指して歩くだけの毎朝。

 

 その道中いろいろなことを考える。今日の場合ならば、「350番はシマるだろう。そうしたら、どこを打とうか? 320番か、352番か……。いや、いや、どっちも打ちたくない。どこかアケてくれればいいのだが……。今日は土曜日かあ……」というふうに。

 

 さて、店に入ってみても、思ったとおり、クギはアケていない。350番は若干のシメ。どこかのマーク屋が猛然と取りに来て、ハンカチを置いてある。ならばやはり、このシマの320番か352番だろうが、352番は以前のアキで、三日も続けて裏切られ、顔をみるのも嫌な台。320番は昨日自分が少しばかり打った限りでは、パンク店だが、ナキは上々。

 

 で、320番をそれとなく打っていたら、学生プロがやって来て、「その台きのう田山さんがやめた後、一気に打止めになったよ」と言う。一気に、という言葉に力を入れて。

 

 それを聞かなければ、八百円でやめるはずのものを、聞いたばかりに勝負に出たら、食い付きは何と、三千八百円目。なのに、全然「一気に」なんか出て来ない。右の小穴以外はVに決まらないし、決まってもパンクがちなので、なかなか大量生産に入れない。その上、向こう方では、335番と352番が(安いゼニで)ボロボロに出ているので、自分の台が実際よりもシブく感じられる。正午、三千六百個で納得。

 

 続いて、ビッグシューターの555番。一昨日自分がどうにか三千個あたりまで出した台だが、昨日も今日もこの時間までろくに出ていない。この台が出る時は朝イチからスイスイと出るはずだから、こういう時は多くを望めない。それが四百円で食い付き、千五百個あたりまで一気に出たのは、上デキの部類。十二時半、千二百個で引き、早くも退店。

 

 投資額=四千二百円。出玉=四千八百個。トータル=八千円のプラス。

 


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