2025/05/04
5月7日(水)から導入開始となる「e仮面ライダーBLACK」。KYORAKUの代名詞でもある仮面ライダーシリーズ最新作は同社初となるデカヘソに加え、「e ソードアート・オンライン 閃光の軌跡」で好評のダイレクトスタートステージ(DSS)も搭載し圧倒的な変動効率で【START革命】を起こす!
また継続率約80%、50%が払出3,000個の最高峰LT「EXTREAM JUSTICE RUSH」も特徴だ。
そんな最新機種が全国導入開始に先駆けKYORAKU直営店「サンシャインKYORAKU」にて先行導入され、最速で遊技できるということで実戦を行ってきた。
詳しい解析は⇒ e仮面ライダーBLACK機種情報
基本仕様 |
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大当り確率 |
約349.9分の1(※1) |
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RUSH(※5) |
突入率 |
50%(※3) |
ST回数 | 41回転(+残保留4個) | |
継続率 | 約60%(※4) | |
LT(※5) |
ST回数 |
75回転(+残保留4個) |
継続率 | 約80%(※4) |
※1 ブラックギフトは除く。大当り確率は約233分の1 ※2 大当り確率約233分の1と小当り確率約63分の1の合算値 ※3 ブラックギフトからの昇格は除く ※4 残保留4個の引き戻し率約7.7%を含む(残保留での引き戻しは10R+LTへ) ※5 RUSH=JUSTICE RUSH LT=EXTREME JUSTICE RUSH
実戦させてもらったのは先行で6台導入されている名古屋市天白区にある「サンシャインKYORAKU平針店」。
店内には本機を推す装飾が多く、気合が入っていることが伝わってきます。
抽選番号が良かったこともあり、開店し無事に確保することができましたので、さっそく実戦を開始。
通常時のカスタムは「ノーマルモード」、いわゆる先バレ「創世王フラッシュモード」、さらにその信頼度を大きく底上げした「創世王フラッシュ強化モード」、先読み発生がアツい「先読みチャンスモード」とゲーム性選択ができる他、各種激アツ系演出の発生率を個々に設定可能です。
また裏改造として「ブラックボックスカスタマイズ」が大きな特徴。自ら好きな4ケタの数字を選ぶと、保留の下に毎変動ごと数字が出現。設定した数字に近ければ近いほどチャンスとのこと。
今回は通常の「創世王フラッシュ」と「ブラックボックス」を入れて変動効率の高いデカヘソとの相性を見ていこう。
打ち始めてみるとまず感じたのはデカヘソならではのスムーズな通常時。パチンコにガヤガヤ感を求める人には合わないかもしれないが、昨今のアツい変動だけにとことん重きを置くトレンドを究極まで突き詰めたといっていいほど、ハズレ変動では極端な煽りはなくサクサクと変動が進んでいく。もちろん保留が少ない時には少し長めの変動時間となるが、それでもムダにリーチを発生させ時間を引き延ばすようなものでなく単純に図柄停止の間で調整され、逆に保留が多いときはトントンと図柄が止まっていく。
デカヘソに合わせて搭載されているダイレクトスタートステージにより保留も枯れ辛く、約10分でまもなく100回転というスピード感である。
さて肝心の初当りだが、打ち始めてからちょうど200回転で初の創世王フラッシュが発生。変動開始時に特に強い予告はないがリーチからゴルゴム襲来で連続予告2回目で変身発展演出へ。役物変身ギミック発動で大怪人SPSPへと発展した。出てきた大怪人は最も期待度の高いダロムだが、タイトル色は普通、参戦すれば期待度約80%となるバトルホッパー出現の煽りが入るも参戦ならず。最終チャンスアップであり期待度約85%のキングストーンフラッシュ発動もなく、初の創世王フラッシュはハズレ。ノーチャンスアップということもあり仕方ないところではある。
それから15分後、377回転でいわゆるチャージ当り「ブラックギフト」が降臨。初当りチャージという昨今のラッキートリガー機あるあるを発動してしまった。
しかしチャージとは言え一部で昇格もありつつ、約300個の払出をもらえるので切り替えて…と思ったのも束の間、すぐに2回目の創世王フラッシュが発生。
今回は変動開始と同時に青保留に変化。ちなみにブラックボックスに停止した数字は「0546」で、設定したのは縁起よく「0777」なのでかなり近い数字なので期待!?
連続予告でも金文字が出て、無事に変身ギミック完成からタイトル赤の大怪人バラオムとバトルへ。大怪人SPSPの中では期待度が低いがキングストーンフラッシュ発生で図柄揃いを獲得。
初当り時は3Rで払出450個獲得後に「JUSTICE RUSH」を懸けた「創世王チャレンジ」へ。チャレンジ中にサタンサーベルギミック作動によるチャンスアップ赤エフェクトが発生しRUSHを獲得!
下位RUSHにあたる「JUSTICE RUSH」は41回転+残保留4回で継続率は約60%となっており、継続率は低いがRUSH中の当りは全て1,500個で50%がLT昇格のため、まずは1回でも継続させつついかに50%を取れるかか勝負の分かれ目だ。
RUSH突入早々に青保留が登場し、仮面ライダーBLACKの宿敵・シャドームーンとのバトルリーチへ。攻防2回で優勢・劣勢を表すメーターが変動し、中央と上下3段階ずつの計7段階で期待度を示唆している。もちろんBLACK優勢であれば期待度が高まるようだが、どうやら劣勢状態でも法則があるようだ。
肝心の結果はというと、1段劣勢でハズレ。その後はテンパイ煽りは来るもののリーチ発展はなく無念の駆け抜け。継続率60%なので覚悟はしていたが手痛い出だしとなった。
左打ちに戻り100回転ほど消化すると創世王フラッシュが。さらに今回は変動開始時にボタンバイブが発生し、金保留で大当り濃厚!ブラックボックスは「0060」、大怪人ダロムへ発展し、バトルホッパー参戦のチャンスアップから図柄揃い。
さらに創世王チャレンジは再び赤エフェクトが発生し2連続のRUSH突入。このRUSHでは緑保留からシャドームーンとのバトルへ発展し、2段階優勢から1,500個当選。ラウンド開始後の1玉目入賞でサタンサーベルが落下し、LT「EXTREAM JUSTICE RUSH」へと突入することができた。
ラッキートリガー状態である「EXTREAM JUSTICE RUSH」は75回転+残保留4回と回転数が増え継続率が約80%へとアップするだけでなく、大当りの50%が3,000個と出玉力自体が大きく強化されるのだ。
そんな現行機種で最高峰のLTへと無事に突入することができ、あとは伸ばすだけなのだが…。なんとそのまま駆け抜け……。80%なので5回に1回ほどは起こりうる事ではあるが、やはりショックは大きい。
その後は再び100回転ほどで創世王フラッシュから期待度の高いシャドームーンSPSPから当るも通常。そこから323回転、確率内ではあるが少しハマりつつも次の当りでまたしてもLTへ突入!今度こそというところでついにLT中大当りを獲得。初回は残念ながら1,500個、しかし残念とはいえ1,500個も獲得できるのだ。続いてついに3,000個獲得!本機は普図抽選ではなく特2電チュー抽選のため、前半の1,500個獲得に実質次回濃厚の加速状態になるタイプ。少しの待機時間が発生するが、スピード感としては申し分ない。2回目のLTは初当りを合わせて5連、表記6,450個と80%継続を生かすことができなかった。
ある程度の持ち玉ができたこともあり引き続き打ち続け、初当りは取れるもののLTに入らない展開が続く。とはいえデカヘソとステージのおかげもあり極端に持ち玉を削られることもなく、かつ変動効率が高いため当りまでの時間も短くストレスがたまるような感覚はあまりない。
時刻は15時半。次のフラッシュで当たらなければ終了か…と思ったところで、創世王フラッシュと同時にAir-Vib発生!
この当りがRUSHへ突入するも駆け抜け、しかし何か違和感が……?
リザルト画面が長い?あれ……画面が変わる前に持ち玉&回転数のUI表示されたっけ?
と思ったらUI上の小デジ変動が止まった!と同時にギミック作動!
そう、残保留での当選である。本機の残保留当選時は振分なく1,500個+LT突入が濃厚。残保引き戻しというヒキを発揮した状況にしっかりと恩恵を設けてくれているとは、KYORAKUさん流石ですねぇ。
ということで3回目のLTでようやく80%継続の本領を発揮。初当りから9連、3,000個当りが4回で表記18,600個と十分な出玉を得て実戦終了となった。
実戦データ | ||
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回転数(図柄揃い間、RUSH抜け回転数を含む) |
主な演出 | 結果 |
200 | 創世王フラッシュ(以下略SF)→大怪人ダロムSPSP | ハズレ |
377 | ブラックギフト | |
388 | SF→大怪人バラオムSPSP | RUSH駆け抜け(450個) |
161 | SF→金保留→大怪人ダロムSPSP(バトルホッパー参戦) | RUSH→LT抜け(1,950個) |
175 | SF→シャドームーンSPSP | 通常(450個) |
217 | SF→大怪人ビシュムSPSP | ハズレ |
323 | SF→金保留→創世王ZONE→シャドームーン | RUSH→LT5連(6,450個) |
193 | SF→赤保留→ミッションSPSP | ハズレ |
345 | SF→シャドームーン | RUSH駆け抜け(450個) |
98 | ブラックギフト | |
445 | ブラックギフト | |
639 | SF→正義ZONE→シャドームーン | 通常(450個) |
171 | SF→ミッションSPSP | ハズレ |
172 | SF→ミッションSPSP | ハズレ |
304 | 当該青保留→大神官SPバラオム→ミッションSPSP | RUSH2連(1,950個) |
68 | ブラックギフト | |
179 | SF&Air-Vib→大怪人ダロムSPSP | RUSH→LT9連(18,600個) |
START革命というキャッチコピーの通り、デカヘソとステージに合わせてリーチ発生率が既存機種よりも抑えられた設計により通常時は非常にサクサクと進み、ハマっている状況でもストレスを感じにくいようになっている。ただ逆に言うと、ハズレ変動での発展やSPの発生率が抑えられていることで何も起きない時間があることは否めない。しかし発生率が抑えられているということは、演出発生時の信頼度は高めに設定されているということだ。
現に本機はリーチになるだけで信頼度は約12%、青保留でも約27%と何か起きるだけで期待できるようになっているのは良い要素と感じる人も多いのではないだろうか。
創世王フラッシュの信頼度は強化カスタムで約85%と通常カスタムが約50%となっており、通常の半々という数値がちょうど良くドキドキできるだろう。
またブラックボックスカスタムだが、数字が停止した後でも変動中はレバーやボタン操作で何度でも数字が変化する。最初に止まった数字が設定したものから離れていても後から近づいてくることも多々あり、4ケタ完全に一致すればもちろん大当り濃厚だ。さらに完全一致しなかったとしても1ケタ一致でリーチは濃厚、2ケタはSP以上、3ケタでSPSP以上と法則があるようで、創世王フラッシュが鳴ったら手を止め、リーチ演出と合わせてどこまで一致するか遊ぶのがちょうど良い。
LTについては振分の50%が3,000個と、直近のALL3,000個機種に比べれば劣るようにみえるが継続率約80%ということで〝ヤレる感〟を感じられる上に長く楽しみやすいということでバランスの良いスペックだろう。
RUSH突入、LT突入、3,000個比率と随所の50%をうまく手繰り寄せれば破壊力を発揮する機種であることは間違いない。
そんな「e仮面ライダーBLACK」はゴールデンウィーク明けの2025年5月7日(水)から順次導入開始予定だ。
詳しい解析は⇒ e仮面ライダーBLACK機種情報