ワタルのガチンコブログ

不定期更新/ぱちガブッ!ライターとして活動を開始する、「ワタル」がミッション達成に向けて様々な事に挑戦!ミッション達成はできるのか?

怖い話

2019/01/17

皆様こんにちは!

ぱちガブッ! ライターのワタルです!

 

突然ですが、皆様..怖い話はお好きですか...?

 

僕は怖い話、怪談が大好きでしてね..。

季節外れですが、今回は僕が怖い話を収集している中で1番ゾッとした話を書いて行こうと思います..。

怖い話が苦手な方はそっとブログを閉じる事をオススメします。

 

この話は、友達から聞いた友達の先輩が実際に体験した話らしいです。

ある時、友達の先輩は友人に誘われた合コンに向かいました。

 

居酒屋に入りしばらくすると女の子達もやって来て、自己紹介や他愛のない話で盛り上がり楽しい時間を過ごしていました。

 

お互いの中も深まり夜も更けて来た頃、先輩の友人の一人が口を開きました。

「ねぇ、怖い話しない?(笑)」

 

 

そこから、女の子がキャーキャー言うような怖い話(笑)って感じの怪談会が始まりました。

「あー、つまんない、合コンの為にコイツらネタ集めたんだろうなー。」と先輩が思っていると、1人の女の子が口を開きました。

 

「私、もうすぐ死んじゃう人がわかるんだよね。」

 

!?

先輩は驚きました。

何故なら先輩も死んじゃう人がわかってしまい、常日頃悩んでいたので自分と同じ人間がいた事に驚いていました。

 

「いやいや..まさかな...。」

 

と、先輩は考え直しました。

すると、女の子が続きを話しだしました。

 

「もうすぐ死んじゃう人って、普段とは逆の行動をとっちゃうんだよね。例えば、箸を逆さまに持っちゃったり、スプーンの窪みを下にして使っちゃったり、わかりづらいし気づかないでそのままの人もいるけど、服を裏っ返しで着ちゃったりとかさ。私のお婆ちゃんも最期そんな感じだったし。お母さんの友達が亡くなったんだけど、亡くなる前にうちに遊びに来てた時とかそんな感じだったんだ...。皆が皆そうだとは言わないけど私は死んじゃう前の人は普段と逆の事しちゃうんだな~と思ってる。」

 

 

「全く同じだ..。」

と、先輩は思ったそうです。

 

今まで、変なやつだと思われてしまうのが嫌で、誰にも死んじゃう人がわかる事を話した事がなかった先輩ですが、この時ばかりは口が勝手に開いていました。

 

「あのさ、俺もそれ前から思ってたんだ。」

 

女の子は嬉しそうに言いました。

 

「本当に!?私、この話してもいっつも信じてもらえなくて(笑)共感してくれる人に会うの初めて!」

 

いつも話してて誰も信じてくれないのによく話したな..。と先輩は思いましたが、自分と同じ事を思っていた人に始めて会えた事が嬉しく、連絡先を聞く事にしました。

 

「あのさ、連絡先教えてくれない?同じ事思ってる人と会うのは初めてだからさ、また会ってゆっくり話さない?」

 

どんな聞き方だよ..。と先輩は思ったそうですが、女の子はあっさりと連絡先を教えてくれたそうです。

この日、先輩は合コンの目的をすっかり忘れ、満足した気持ちで家に帰りました。

 

そこから、女の子と何回かやりとりをして二人で会う事になりました。

別にデート目的でもないので、適当にお互いの最寄り駅の中間駅で待ち合わせてファミレスに入りました。

 

席に着き、早速先輩が口を開きました。

 

「この間のもうすぐ死んじゃう人がわかるって話だけどさ、くどいようだけどあれ本当?」

 

女の子は言いました。

 

「本当だよ、先輩君はわかる事誰にも言ってなかったんでしょ?そんな誰にも言ってない話初対面だった私が知ってる訳ないじゃん(笑)」

 

そうだよな..先輩は思いました。

 

その時女の子が、

「じゃあさ~、ちょっと不謹慎だけどお昼時で人も沢山いるし、飲みもの取りに行くついでに逆の事してる人いるか見に行く?」

と言いました。

 

先輩も不謹慎だとは思いましたが、こんな事もなかなか無いしなと思い頷きました。

ファミレス内を一周、流石に区別されている喫煙席までは行きませんでしたが、これが不謹慎にも面白いもので昼時でお年寄りの集まりもあり、1人2人スプーンの窪みを下に持っている人や、ハンバーグをナイフのギザギザのついてない方で押し切っている人を見かけたらしいです。

 

席に戻ると女の子が一言。

 

「いたね..。知らない人だし、単に癖かも知れないけどさ...」

 

少し沈んでいる女の子をよそに、先輩は嬉しい気持ちになっていました。

 

「不謹慎なのはわかってるんだけどさ。俺、同じ事を思ってる人に会えてうれしいよ!!これからも会おうよ!!もしかしたら運命かも!(笑)」

 

わかっている人間、しかも女の子に会えて特殊な出会いだなと思い、先輩は舞い上がっていました。

すると女の子も、

 

「そうだね!私たちが会えたのは運命かもね!(笑)」

 

と、笑いながら嬉しそうに手の甲で手を叩いていたそうです。

 

 

その日は、そのままファミレスを出て帰りました。

その後、何回か女の子から連絡も来ましたが先輩が返事をする事はありませんでした。

 

その女の子がその後亡くなってしまったのか。

はたまた只の悪ふざけだったのか、今となってはわからないそうです。

 

おわり。

 

はーい! いかがでしたでしょうか!!

友達から聞いたと言っても、又聞きの話なので本当かはわかりませんが、初めてこの話を聞いた時は本当にゾッとしましたね...。

いや~怖い話大好き!

よかったら皆様が持っている話も教えて欲しいです!

それでは今回はこんなところで失礼します!

最後まで読んでくれてありがとうございます!

 

ワタルでした! またー!