2018年11月29日

 

 

 

さて前回、当ブログに突如として登場し、

日本中のココイチ店舗数の４分の１ぐらいにあたる

人間たちの興味を惹きつけたチェロ家のお宝、

 

 

 

 

 

タカラのニューデートゲーム（1976年製）

 

 

 

 

そのすべてを、本日は丸裸にしたい。

『まるはだか』という単語に濡れる女を

抱きたいと思っています、どうせなら…。

 

 

 

で、まずはゲームの

メインとなるボードである。

 

 

 

 

 

ちょっと小さい。

モノポリーサイズとでも言おうか…。

 

この少し後から、

ボードゲームにおけるボードの大きさは

コイツのほぼ倍が基本となる。

２つ折りで箱に収納されるサイズね。

 

 

 

 

そして、何より衝撃的なのが、

 

 

 

 

 

 

コマがムダにデカい…!!

 

ここまで作り込む必要があったのかと

問いたくなるようなマドモアゼル感…。

金型業者の執念さえ感じる仕上がりである。

ちなみにコイツらは４人おられて、

 

 

 

 

こんな感じで各々のゾーンに

収納されている。

あたかも、生命カプセルで培養される

ＳＦクローン人間のごとく…。

 

 

 

で、続いては1976年の

おもちゃ技術の最高峰を結集させた、

『ルーレットドアー』

をご覧いただこう！

 

 

 

 

 

ボードの中央に据え付けたコイツは、

普段だとこうやって

ルーレットを回すための器具となり、

 

そいつが、こんなマスや

 

 

こんなマスに止まると、

 

 

手元のカードをやりとりすることになる。

こちらのカードである。

 

 

 

これらのカードから同じ色が３枚集まると、

『サイクリング』やら『スキー』やらを

エンジョイするために必要な道具が３点揃い、

そうなったら満を持して

 

 

ルーレットについている

ドアノブを好きなだけヒネり、

ドアを開ける！

 

すると…………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムカついた顔の人が出てくる。

 

 

 

このドアの中には、

1976年頃にモテモテだったと思われる

タイプが違う４人の男子が潜んでおり、

他にも、

 

 

 

 

 

こんなのや、

 

 

こんなのが隠れているのだが、

個人的に一番ムカつく顔をしているのが、

 

 

 

 

 

 

 

 

パーティー野郎。

 

こんなヤツからデートに誘われた場合、

三原じゅん子なら120％股間を蹴り上げ、

とびきりイカした捨てゼリフを

吐いてくれることだろう…。

 

 

 

 

そして、

このゲームをいっそう豊かにする

ステキな登場人物がいる。

 

それが、

 

 

 

 

 

 

ママゴン。

 

 

 

 

説明文を読むと、

 

 

だれもデートをしたいと思わない人

なんて、人間性を全否定するような

言葉がしたためられており、

思春期の少女がほんのり不安をおぼえ始める、

やがて愛する男性の母親との

嫁姑問題にも鋭くメスを入れるという、

ヘンなとこだけ迫真のゲーム性が

とにかくヤバいのである！

 

にしても、ママゴンさん…。

見た目、昭和にも程があんだろッ!!

 

 

 

 

で、集めた３枚のカードと、

ドアから現れた野郎の見た目が

同じジャンルなら見事カップル成立。

あとはお若い人どうしで

ご自由に……♡

 

てなノリで、勝者となるわけだ。

 

 

 

まぁ、こんなゲーム性なので、

ちょっと運が良いとカップルが

スコスコ成立しまくってしまい、

１ゲーム４分ぐらいで終わることもあり得るのだが、

なかなかカップルができないと

 

お呼びじゃねぇんだ、

このモヤシ野郎ッ…!!!!!

 

とか吐き出してる自分にふと気づき、

意外とアツくなってしまったりもするのだ。

 

 

 

プレイしてみたいアナタは、

いずれ魔窟チェロ家へどうぞ……♡

（カップル成立）

 

 

 

 

 

カモン、イエスタデイ……!!