中押しカットイン発生時にサンド目が停止すると転生目が入賞。
転生目はいわゆるゼロボーナスとなっており、主に2枚掛けで2枚役が揃うのを2ゲーム行って終了します。
そして、ボーナス消化後は数ゲームで何らかのゼロボーナスが成立し、潜ります。
既報のとおり、ゼロボーナスが潜っている間は以下のようなバランスで通常時とATをプレイすることになります。
※独自調査値
フラグA以外のゼロボーナスを引いた場合は次に転生目が止まるまで、特定役の確率がアップ。また、特級魔族討伐戦の突破率やATの継続期待度も上昇します。
山佐マシンの歴史から考えられるのは…
【A】択を突破してボーナスが揃えられるようになるリノタイプ
【B】すでに成立している(サイレント)ボーナス以外のフラグが全てOFFとなっている、いわゆる純ハズレを引くとボーナスを揃えられるタイプ
※Bに関しては2013年に発売された『キャプテンパルサー』という機種で採用されていたシステムなので、ここではキャプテンパルサータイプと表記します。
「朝イチ(リセット時のみ)転生チャンス発生率が高い」「中押しさせて特定の箇所を狙わせる」という2点から、当初はリノタイプと思っていました。
しかし、打てども打てども中押し時に狙わせる位置はひとつだけ。
他にもリノのようなタイプとしてやりようは考えられるのですが、「中押しでバチェバをミスっても揃う」「左リールから押しても揃う」という情報をもとにすると、キャプテンパルサー方式(ノーフラグ)でまず間違いありません。
これまで断言はできなかったのですが、左から押して揃う、とくにチェリー付近からでも揃っているということで、ノーフラグ(純ハズレ)でないとマズいことになります。
リノの場合、ボーナスが揃うかもしれないトマトチャンスは配列的に均等ではないものの、やはり結果的には3択が守られていて、そこに公平性があります。
この公平性が保たれないと、たとえば期待値が最も高くなるであろう状態E(=ヴェルドラ状態)の滞在が確定した場合、特定の押し順、特定の打ち方で同状態を維持できてしまい、攻略法に繋がってしまいます。
そんなわけで、キャプテンパルサータイプの発展形ではなかろうかというのが、現在の結論です。
揃えたサイレントボーナスを消化した後は、すぐに何らかのボーナスが成立します。
リアルボーナスである転生ボーナスは、フラグA~Eが成立する前にフラグFを引くことで当選。
フラグFよりも先にフラグA~Eのいずれかを引いた場合は、転生チャンスが終了します。
ここが今回みんな不思議に思っているところだと思いますが、これは既に結構ART機などで利用されていて特別なことではありません。
実は……
・小役による払い出し性能(期待値)が一緒であれば、ボーナス成立後と非成立時の小役確率を変えても良い(重ね方を変えても良い)
・同じく、成立しているボーナスの種類によって、小役の出現率を変えても良い
と、いうルールがパチスロにはあります。
そして、よく見ると、弱チェリーも強チェリーも、弱スイカも強スイカも、弱チャンス目も強チャンス目も払い出しは全て3枚で統一。
また、おあつらえ向きに3枚ベルも用意されています。
なので、各状態の特性を踏まえると、ざっくり次のような配分になっていることが予想されます。
※数値は全てイメージ
どのボーナスが成立していても、3枚役による払い出し性能は一緒なので問題ナシという塩梅です。
現段階でこの部分だけは理由が分かりません。
朝イチリセット時に……という機種はこれまでもありましたが、それらはリセット時にボーナスも飛ばし、ボーナス消化後の状態からスタートするだけです。
本機はボーナスを消さずにそのまま残るため、該当しません。
いつの間にか、リセット時にもRT状態を変えていいことになったのかなぁ?
もうひとつ考えられる方法があるのですが、攻略を受ける可能性があるので、大穴級につき伏せておきます。
※当ページ内に記載した内容は全て考察につき、実際の仕様とは異なる可能性があります。