確かにパチンコの値段が安くなれば、店のコストも下がって、それを出玉に還元すれば、理屈としてはお客さんは戻ってくるでしょう。ただ、既存のメーカーも売上計画は立ててるわけで、値段はまず安くならないと思うんですよね。あるとすれば新規参入でしょうけど、特許とかいろいろメンドーなことがあるんで難しい気がします。

でも、仮に値段が安くなったとしても、それだけではお客さんは戻ってこないと思うんですよ。一番大事なのはムード。パチンコ人気が高かった20年前だってファンは負けていたわけです。それでも（生活は）何とかなるって思えてたんですね。実際、その頃ってオデの周りも平均すると明らかに今よりお金は稼いでなかったけど、なんのかんの軍資金の都合をつけてきギャンブルやってたから。まあ、何とかなるんじゃね？　という空気が世の中にあふれ出さないことにはパチンコの未来は厳しいと思います。ギャンブルは不確かな希望にすがる行為だけど、現状は未来に対する不安の方がみんな圧倒的に大きいんだよなぁ。