絶対的な条件が2つあってひとつは腕が太い人。ほら、針金みたいな腕の人いるじゃん。ああいう人は子供の頃からダメ。なんか人間として頼りない感じしない？　

で、もうひとつは一緒に歩いている時に、溝かなんかに躓いた時に「キャツ！」って言わない人。99％の男子はそういう時に「キャッ！」って声をあげて腕とかにつかまって欲しいらしいんだけど、巨砲選手はまったくそういうのを可愛く感じないのだ。大人だから口には出さないけど心の中で『この女、どんくさいな～』って思っちゃう。つまずいても何もなかったかのような顔してスッと歩きだしちゃう女の子を見るとキュンとなっちゃう。
ちなみにオデの統計によれば、つまずいた時に安易に腕にしがみつく子は約5割の確率で帰り道も同じところで躓く。転んでもしがみつきゃいいって思ってるから学習しないのだ。そうなるとセックスしたさに一度目のキャッは見逃した巨砲選手も我慢の限界である。「ジャングルだったら2回死んでたよ！」って腕を振りほどいちゃう。だって死んでるもん。

ああ、めんどくさいのは十分、承知している。だから結婚できなんだよ。