これは難題。だって断る以上、これはどんな断り方をしても確実に角が立つからね。よって相手にさりげなく嫌われる方法を取るのが大人の女のやり方です。例えば注文を聞くたびに「カフェオレですね。フゴッ！」ってブタっ鼻をならしたり、コーヒーのフタやカップに書くメッセージをペンではなく血で書いたり、右目にドクロのアイパッチを装着してみてはどうでしょう。

恋心なんてちょっとしたことで冷めちゃいますからね。きっと常連さんも「あれ、この娘はもしかしてモンスターなんじゃないか」となるはずです。もちろんコーヒーの注文は他のお客さんも含めて激減しますが、二兎を追うもの一兎を得ず。こういうことは徹底的にやるべきです。休憩時間に両手にメリケンサックをつけてシャドーボクシングをするなんてのもいいかもしれません。ぜひ、お試しあれ～。

一応、マジメに答えとくとハッキリと恋愛感情がないことを伝える。で、それでもダメなようなら、コーヒーレディの派遣会社に言ってお店を変えてもらうかするのがベストだと思いますよ。えっ、そんなの誰でも思いつくって。真実とはいつだって単純なものなのだ。

それではスタジオさん、お返しします！