2019/12/27
こんにちは。編集スタッフSです。
今年最後(といっても私が担当するようになってから2回目ですが)の試打レポートは、新規参入メーカー・カルミナの第1弾マシン『探偵オペラ ミルキィホームズ 1/2の奇跡』です。
原作コンテンツは「トイズ」と呼ばれる特殊能力を持つ、4名の美少女探偵の活躍を描いた作品。アニメやゲーム、さらにはキャラクターボイスを担当する声優さんのユニットによるライブ活動などでも注目を集めました。マジで面白いので、アニメ未見の方はぜひ観てみてください。ちょうど年末休みもありますし。1期だけでもいいから。ホントに。ダマされたと思って。
本機は疑似ボーナス(AT)の連打で出玉を獲得していくタイプ。
ボーナスに関しては後で説明するとして、順を追って通常ゲームから見ていきましょう。
通常時は1G完結のCZ「ミルキィミッション(以下、ミッション)」に突入させること、これが基本的な目標。
ボーナス直撃ルートもありますが、基本的にはミッションをクリアして初当りを引くのが王道となります。
で、どうやったらミッションに突入するかですが、まずは「ミッション高確率」に突入させましょう。
じゃあ、どうやったらミッション高確率に突入するのかというと、ルートは3種類あります。
[1]規定ポイント数到達
[2]キャラ揃い
[3]小役の連続
メインは[1]ですかね。
通常時は1Gごとにリール右下のセグにてポイント数のカウントが進んでいきますが、リール右側にある「キャラランプ」の点灯役を引くと(ベルは入賞が条件)、一旦ポイントをストック。その後のゲームでリール右上にある「7ランプ」が光ると今まで貯まっていたポイントが放出されます。規定ポイントに達していた場合は前兆を経由してミッション高確率が発動します。
ここで覚えておきたい点は2つ。
まず「キャラランプ」ですが、点灯するランプは1つとは限りません。複数個点灯するケースもあり、その場合は対応役が増えるのでポイントストックのチャンス。どのくらいのポイントがストックされているかはリール上部のロゴランプの色で示唆されます。
また「7ランプ」点灯時は技術介入要素があり、右リール中・下段に赤7を狙って成功すると、放出されるポイントが2倍になるチャンスあり。この技術介入はボーナス中も重要な役割があります。
その他のルートですが、[2]は押し順1枚役が規定回数連続した後の、2択当てによるキャラ揃い(ミルキィホームズ4名のキャラ(組み合わせ不問)が一直線に揃う)が発生すること、[3]は点灯しているキャラランプの対応役が規定回数連続することでミッション高確率に直行します。[1]に比べるとややレアパターンですね。
・・・・・・と、文章で説明するとかなり複雑そうですが、実際にプレイしてみればそれほど難しいことはありません。
前兆に入るとミッション高確率のランプが点滅して液晶がザワザワするので、その間はヤメないようにしようね、ってことと「7ランプ」点灯時は目押しをきちっと成功させようね、ってところを忘れないようにすればとりあえずOKでしょう。
ということでめでたくミッション高確率に突入したら、次は2択の勘を研ぎ澄ませましょう。
リールロックが発生したら2択当て(第1停止はナビ発生)。リール上でキャラ絵柄が揃えば成功=ミッション発動となります。チャンスは最大4回。全ナビが発生することもあります。
ミッションは冒頭で述べたとおり1G完結のヒキ勝負。
開始時に点灯したキャラランプとリール左側の特殊ランプ(押し順1枚役の第1停止&ハズレ対応の「?」)と成立役がピタリと合えばボーナス確定です。失敗した場合は点灯したランプは引き継ぎ、次回のミッションでそれ以外のランプが点灯するので、1回のミッション高確率でミッションに当選するほど期待度アップということになりますね。
またミッションは1回だけ次ゲームに継続することもあります。1回のミッション高確率で5回ミッションに当選したらボーナス確定、という法則もあり。
通常ゲームのポイントは以上。小役のヒキ、目押し、2択の勘、すべてを総動員してボーナスをつかみ取る流れですね。ここまではOKでしょうか。付いてこれてます? まぁなんだか文字にすると複雑そうですが、実際にプレイしてみればそれほど難し(略)。
ちなみに、通常時はキャラがしゃべりまくり。ボイスのパターンは試打した感じ、かなりのパターンがありそうです。チャンスとなるもの、意味のないもの、色々な役割がありそう。
続きましてはボーナスについて。ボーナスは差枚数管理型で、BIGは最低100枚、REGは最低50枚獲得。
消化中は枚数上乗せと1G連の抽選があり、前者はチャンス役での抽選、もしくは「7ランプ」点灯での技術介入成功(右リール中・下段に赤7狙い)で獲得できます。後者は押し順ナビでキャラ揃いが出現すればOK。
ボーナス後はもれなく10G+αの「アンコールゾーン」に移行します。ここでもキャラ揃いが出現すれば引き戻し確定(その他のパターンもあり)で、ボーナスループ期待度は約70%(1G連含む)と高め。
枚数上乗せ・1G連・引き戻しと、これだけでもまとまった出玉に期待できますが、ボーナスにはハッキリとした目指すべきポイントがあります。それが「ボーナス5連」。
初当り含め、1G連や引き戻しにてボーナス5連を達成すると「エクストラボーナス」に当選し、ここで機種名にもある「1/2」の抽選をクリアすると最大1000枚獲得できる「みるきぃあたっく」が発動。
楽曲に合わせてリールが逆回転するフリーズ演出が発生し、節目でのチャンスボタンPUSHによるジャッジをクリアするごとに獲得枚数が増えていきます。
1/2の抽選にハズれても200枚獲得の「BMW(びよんどTHEミルキィウェイ)」当選となりますが、ここでの1/2をクリアできるかどうかはかなり重要です。ちなみに、どちらに転んでもボーナス中は枚数上乗せ・1G連抽選は行われ、終了後もアンコールゾーンに移行します。
またエクストラボーナスは1回きりではなく、以降もボーナス4連を達成するごとにエクストラボーナス当選となります。頑張って連チャンさせましょう。
「小役の取りこぼしなし」「技術介入を必ず成功」など、いわゆるフル攻略をもってすれば設定1でも機械割100%を超えるらしいとのことで、勝負にこだわるプレイヤーにもオススメしたい本機。
ミッションでの1確・2確目や、今回は紹介していない隠し要素など、ファンシーな見た目をいい意味で裏切るディープな楽しみ方もできそうです。
『探偵オペラ ミルキィホームズ 1/2の奇跡』の導入は2020年1月20日からとなります。お見逃しなく。
それではまた。