2020/11/17
皆さんこんにちは。
「来年のことを言うと鬼が笑う」なんて昔の人は言ったみたいですが、年明けの導入機種が次から次へ次から次へ次から次へと発表されて作業に追われている編集スタッフSです。わぁい、頭がパンクしそう☆
そんなわけで、いつもなら導入一週間前くらいをメドに更新している取材レポートですが、今回はホール導入と同タイミングになってしまいました。すでに今回のテーマ機種を打ったうえでこのレポートを読んでおられる方もきっといらっしゃることでしょう。「この手紙を読んでいるということは、私はすでにこの世にいないだろう」みたいな感じですかね。違うか。まぁいいや。
と、いうことで今回のテーマ機種はエンターライズさんの、
『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』です。
コンテンツに関してはもはや説明不要でしょう。パチスロシリーズとしては2017年に導入された『パチスロ モンスターハンター~狂竜戦線~』以来となりますね。
本サイトをはじめ、様々な場所で本機の情報を摂取している方は把握しておられると思いますが、今作はあの大ヒット機種『パチスロ モンスターハンター 月下雷鳴』の遺伝子を受け継いだマシンとなっています。
まぁすでに導入も始まっていることですし、普通にゲーム性を紹介してもつまらないので、今回のレポートでは、試打の中で気づいた細かなポイントを多少の憶測も踏まえてご紹介していくこととしましょう。
「まだ打ってないんですけど?」って方は、まずはざっとでいいので攻略情報に目を通すよろし。
【調査拠点アステラ】
通常ゲームの始まりの地。長くて10G程度の滞在ですが、消化中は「大タル爆弾」の獲得抽選が行われています。
「大タル爆弾」は持っていると「クエスト」での狩猟パートが有利になるので1個でも多く獲得しておきたいところ。
滞在中に発生するのは主にアステラにいる他のキャラ(総司令やリーダーなど)との会話演出ですが、いつもと違うパターンやセリフが赤文字だと「大タル爆弾」獲得の期待大となるようです。
どのキャラからも獲得できるっぽい
アステラでは終盤で食事→受付嬢からクエストを受注して出発、という流れになりますが、食事のメニューが豪華なパターンあり。
手前のパエリアみたいのがすっごい美味しそう
食事後に獲得する「食事スキル」の期待度に関わってる感じでしょうか。
【クエスト・探索パート】
討伐モンスターを発見して「狩猟パート」に突入させることがメインの目的です。
探索パートの保証ゲーム数をすべて使い切って転落するとクエスト失敗となり「調査拠点アステラ」に戻ります。
例えば「パオウルムー」なら85G、「アンジャナフ」だと105Gといったように、モンスターによって保証ゲーム数は異なりますが、通常時は「1周期のゲーム数が長めの周期抽選」という認識で問題ないでしょう。
そのぶん、クエスト1回あたりの討伐期待度は50%オーバーとなっているので「ちっともクエストをクリアできない駄目ハンター」の烙印を押されるケースは少ないでしょう。3連続でスルーすると次回は50%でボーナス当選となりますしね。
探索パート中に行われる抽選は前述の「討伐モンスター発見」だけでなく「アイテム獲得」「仲間追加」「拘束状態(狩猟パートで発動)」「ボーナス直撃」といった抽選も行われています。
◇アイテムは「大タル爆弾」と「鬼人薬」をゲットしたい
狩猟パートでの大きなダメージソースとなるのがこの2つ。それ以外のアイテムを手に入れることもありますが、こちらは討伐モンスター発見の前兆期待度などを示唆する役割がメインっぽいです。
◇仲間は途中でいなくならない
基本はYOUと茶々丸の2名でクエストに挑むことになりますが、仲間のハンターが加われば討伐期待度がアップします。
加わった仲間はクエスト終了まで討伐に参加してくれるので、早い段階で仲間が増えるほどチャンスとなるでしょう。
◇討伐モンスターの発見にいたる演出
討伐モンスター発見へといたるパターンは複数ありますが、2~3Gほど継続する追跡演出(モンスターの痕跡を追う演出)を経由することが多いです。
他にもツタを登ったり、坂をすべり降りたりした先にモンスターが出てきて…といったパターンもあるので、いつもと違う演出が発生したら注目ですな。
◇「環境生物」をチェックしよう
探索パート中は「環境生物」が出現する可能性があり、特定の生物には設定示唆の役割があります。
具体的な内容は現在のところ不明ですが、見たことのない生物を発見したり採取した場合は高設定に期待できるかも…!?
【クエスト・狩猟パート】
まずぶっちゃけて申しますと、1回の狩猟パートで討伐に成功するのは至難の業です。
探索パートのゲーム数が長めであることからも分かる通り、複数回の狩猟パートで討伐成功を成し遂げるのが王道ルート。
ですので、手っ取り早く大ダメージを与えられる「大タル爆弾」や、当該狩猟パートの攻撃力が底上げされる「鬼人薬」はあるとかなり有効です。
大タル爆弾を持ってる場合は初回狩猟パートの序盤で放出
ちなみに「大タル爆弾」は普通のやつの他にも「大タル爆弾G」や「大タル爆弾+壺爆弾(茶々丸が使う)」のパターンもあり、より大ダメージに期待できます。
よろしくお願いします
あとは大ダメージに欠かせないのが、主に討伐モンスターが罠にかかることで発動する「拘束状態」。
狩猟パートの残りゲーム数減算が停止し、一定のゲーム数間、毎ゲームダメージを与えられます。
「乗り演出」から討伐モンスターが転倒して発動するケースもあります。
「あとどれくらいのダメージを与えれば討伐できるか」がハッキリと目に見える形で確認できるのが、個人的にはかなり好印象。ガチで抽選してるので当然ながら「デキレ感」は一切なし。
もちろん、あんまりダメージを与えられずに失意のままアステラに帰ることもありますが、その場合は次回のクエストで「バゼルギウス」が選ばれやすいとのことなので、そちらに期待しましょう。
【ボーナス確定画面】
ボーナス入賞はリールが自動停止して揃うタイプ。
確定画面は基本的に背景が緑ですが、赤なら実戦上はBB【モンスターハンター:ワールド】(以下、MHW)となりました。
青に変われば青7揃いに…!?
【MHW・セレクトパート】
めでたくMHWに当選した場合は、初回のみベル8回まで継続する導入パートを消化し、しかる後にハンターと討伐モンスターを決定するセレクトパートに移ります。
討伐に参加するハンターは必ず4名で、狩猟パートが終了するまでは途中で脱落したり、メンバーが入れ替わったりすることもありません。
基本的に「Riz。」と「†混沌の剣†」はチャンスキャラとなっており、「茶々丸」「C・ジョージ」「もも」は上位装備のパターンならチャンスとなります。
モンスターセレクトの際に表示されるクエストの紙(ゲームをやってないのでなんて呼ぶのか知りません(汗))は、白・緑・赤・紫(ネルギガンテのみ)の4パターンありますが、注意しておきたいのは、色で示唆されるのが「討伐成功期待度」ではなく「討伐成功時の報酬期待度」であること。
白<緑<赤<紫の順で上位の報酬パート突入に期待できます。
討伐成功期待度は最低でも70%オーバーと高いので、まるで歯が立たない、というモンスターはいません。多分。
【MHW・狩猟パート】
言うまでもなく、本機最大の見どころ。ここでヤレるかヤレないかが獲得出玉に直結します。
そして討伐成功に欠かせないのが「フォーメーションラッシュ(FR)」の存在。
狩猟パートでいかにFRに突入させられるかがすべてと言っていいです。
狩猟パートの基本区間(モンスターとの対峙画面・FRを高確率で抽選)は出玉が微減するため、純増3枚/Gの区間であるFRに突入するほど討伐に近づき、かつ出玉も多くなるということになります。
FR中の展開やモンスターの種類(FRの継続期待度が異なる)にもよりますが、1回の討伐で獲得できる出玉は150枚ほどでしょうか。もちろん速攻で討伐できたり、長引いたりすることで狩猟パート1回あたりでの獲得枚数は変動します。
MHW初当り時は2回のFR突入保証があるので、1体も討伐できずに終わり、という悲しみの深いケースには(とりあえず試打の時点では)遭遇しませんでした。
FRは全役で突入抽選が行われているので、チャンス役を引かないとダメ、ということもありません。
突入が告知される演出は派手なものから地味めなものまで様々。前兆を伴う場合もあるし、いきなり告知されることもあるので常にFR突入に期待できます。
狩猟パートが終了してしまう(ダジャレではない)危険性があるのはモンスターの攻撃を喰らった時で、復帰することなく3回の攻撃を喰らってしまうとジ・エンドです。
リプレイが転落契機となっているようですが、狩猟パート自体にある程度の継続保証ゲーム数があると思われるので、開始早々真っ逆さま、ということはないでしょう。
【MHW・FR】
FRは1セット10G or 20G or 30G+α継続。ゲーム数消化後にYOUのカットインが出現すると継続となります。
まずは基本ルールをおさらい。
・押し順ベルとチャンス役で攻撃
・押し順ベルは第1停止が同じ押し順が連続する(同じキャラが連続で攻撃する)ほどダメージがアップ
・押し順ベルの連続は途中でハズレやリプレイを挟んでも引き継ぎ
・どのポジションにどのハンターがセットされるかは完全にランダム(FR突入ごとに抽選)
YOUは「3連目以降の攻撃が大ダメージ」という特徴があるので、連続するとガッツリダメージを与えられます。
ちょっと引くくらいの強烈な一撃が入ることも。
また表示がオレンジ色(ないし赤)になっているチャンスキャラが連続することも重要です。
攻撃する頻度は当然押し順ベルが多いので、チャンスキャラが押し順ベルのうち2枠にいたりすると連続時により効率よくダメージが与えられるでしょう。
そしてもう1つ、大ダメージに欠かせないのが「麻痺」「気絶」などの状態異常。
状態異常発動中は毎ゲームダメージが与えられ、さらにFRの残りゲーム数の減算も停止(「毒」は除く)します。
どんどん体力を削っちゃいましょう
発動する状態異常はハンターの特性によって異なり、例えば「YOU」「茶々丸」「もも」「Riz。」の組み合わせだと「麻痺」「気絶」「転倒」の状態異常が発動する可能性があります。
状態異常は一定の攻撃がヒットすることで発動。ポイント管理っぽい感じでしょうか。
狩猟パート中は待機状態であれば筐体十字キーの上or下を押すことで、発動までの蓄積状況を確認できるのでこまめにチェックしておくとよりアツくなれます。蓄積値はFR終了後も引き継がれるので、満タンが近い場合は次回のFRに期待。
個人的な感想だと、FRの存在により狩猟中の展開にかなりメリハリが生まれている点が非常によろしいと思います。
また、状態異常の蓄積状況が「見える化」されていること、引いた役によって攻撃するハンターがハッキリしていることにより、「あとちょっとで倒せそう」なタイミングは言うに及ばず、レバーON時に「とにかく強いのお願い」といったフワッとしたものではなく、「ここで左1stベルを引けば、きっと麻痺して討伐できるからお願いします!」という非常に具体的なお祈りを捧げることができます。上手く事が運んだ暁にはかなりの全能感を味わえることでしょう。
【MHW・報酬パート】
報酬パートはベル8回まで継続。ここではFRのストック抽選が行われています。
基本の報酬パートは「狩人の宴」。タイトルが赤文字だとストック期待度アップです。
消化中のキャラ紹介の組み合わせには設定示唆の役割がありますが、タイトルで登場するキャラにも何らかの示唆をする役割がありそうです。
「剥ぎ取りRUSH」はハズレ・リプレイ・ベルでも50%の割合でFRをストックできる強力な報酬パート。
ベル8回で終了となるので、それ以外の小役を引いて長引くほど大量ストックに期待できます。
登場するキャラによってストック期待度に違いがありそう。
Riz。や†混沌の剣†は期待度が高い気がした
報酬パートで注目したいのが狙えカットイン。逆押しでYOU絵柄が揃えばFRストックとなります。
通常パターンである「YOUのみ・背景青」以外が出現すればチャンス。
また右リールでYOU絵柄が中段に停止した場合は、実戦上YOU揃いの1確。また逆ハサミで下段にYOU絵柄がテンパイした場合もYOU揃い確定でした。
ちなみにこの「狙えカットイン」は、通常時やMHWの狩猟パートでもまれに発生の可能性があります。
【アイルーボーナス】
一般的な機種のREGにあたる「アイルーボーナス」は、終了後に必ず移行する「作戦会議」から「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」に突入し、成功すればMHW突入確定。
ボーナス中は5G消化ごとに出現する一枚絵で、設定や「ゾラ・マグダラオス誘導作戦突入時の期待度」を示唆します。
示唆内容は選択した武器によって変化しますが、MHWの報酬パートと同じく、ベル以外の小役で長引いた方が一枚絵の出現回数が増えるのでサンプルが増やせます。
アイルボーナス中、作戦会議中、ゾラ・マグダラオス誘導作戦中を通じて、チャンス役にてMHWの抽選が行われているので、強チェリーや強チャンス目なんかを引いたらその後の展開に注目しましょう。
ゾラ・マグダラオス誘導作戦は
赤アイコンの武器があるとかなり期待できそう
とりあえずの注目ポイントは以上となります。
あと、取材の折に聞きかじったところによると、設定示唆系の演出がかつてないほど散りばめられているとのこと。今後明らかになっていくと思うので、攻略情報も定期的にチェックしてみてください。
そうそう、最後に1つ。待機中は筐体十字キーの真ん中のボタンを押すと、遊技データ(ボーナスの当選回数や、通常時・MHWでの討伐履歴)が確認できます。現時点ではどのあたりに設定差があるのかわかりませんが、打つ前にチェックしておくといいかもしれません。
それではまた次回!