2015/10/01
押忍。
ガル憎でございます。
国勢調査が終わりました。
てか。
いつも思うんですけどね。
なんか「国勢」ってスゴい言葉じゃないですか?
国の勢いと書いて国勢。
毎回これが行われる時期になると少し笑っちゃうんです。
いま日本の勢いはどれくらいだ!
よ~し調べるぞ!
という調査が始まるような気がして。
質問事項に「テンション高めですか?」とか「気合いが入りやすいタイプですか?」とか「草食系ですか?」とか書いてありそうで。
それによって「国勢」を決めてそうで。
日本の国勢70%!
なかなか勢いがあります!
みたいな。
はい。
違いますね。
本題に入りましょう。
------------------------------------------------------------
拝啓 長兄
まあ、そうなんですよね。
パチスロライターが「なに」を「どこ」まで発信するか。
自分の性格もあるんでしょうが「職業病」もあるんですかね?
なんかこう「伝えなきゃ」って気になるんですよ。
別に新聞記者でもないし週刊誌のライターでもないんだけど、
ボランティアに行けば目の前の状況を伝えたくなる。
俺じゃなくても誰かがやる。
そう思ってもやっぱり伝えたくなるんですよね。
もしかすると「パチ&スロ業界だから」ってのもあるのかもしれません。
発信する人が少ないじゃないですか。
それは発信しないことが悪いって言ってるんじゃなくて、
伝える人が少ないっていうか、
純粋に「パチ&スロ業界」だから「絶対に伝えなきゃいけない」ってことじゃない。
そういうのもあるから「ならば俺が!」となってる可能性もあります。
ただ。
伝えるにせよ伝えないにせよ「ボランティア」。
ここを読んでくれてる皆さんには是非とも行ってほしい。
大半の人が「人生観」変わると思うんですよ。
別に人生観を変えるために行くものではないんだけど、
俺はしっかり変わりました。
たとえばね。
夏を前に広島の復旧作業をした時に毎日毎日、
同じ畑の再生作業をしてたんです。
ツルハシで堅い地面を掘り起こしてスコップですくって、
編み目になってる「ふるい」にその土を乗せ、
ゴム手袋をした手でガサガサ。
すると編み目より小さな土が下に落ちて網に残った小石はまとめて捨てる。
それを畑一面すべてやる。
ひたすら繰り返す。
そうすると土が軟らかくなり小石が無くなった「畑の一歩手前」が完成。
ここから耕耘機を入れて畑を完全に再生させる。
あとは作物を育てる。
で。
俺はその耕耘機が入る前に東京に戻りましてね。
数日後に活動報告で「今日ついに耕耘機が入りました!」という写真が公開されてたんです。
俺。
泣きました。
何日も何日もひたすら同じ作業を繰り返したあの場所についに耕耘機が入った!
うおおおおおおおお!
畑まであと少し!
と。
そこでふと気づいたんです。
あれ?
畑に耕耘機が入ってる写真を見て泣くとか初めてじゃね?
そんなことが将来あると思ってた?
思ってないし!
と。
まさにそういう意味で人生観が変わったんですよね。
畑とか目が行っちゃいますもん。
いままでガン無視だったのに畑があるとつい見たりしますもん。
なかなかなキャベツだな~。
土がいいんだろうな~。
40歳をこえてそんなこと思うようになってるんですから。
もちろん。
ボランティアをやった人が全員「畑を見るようになる」ワケは無い。
でも。
いままで見えなかったものが見えたり気づかなかったことに気づけたりするのは確か。
ライターでパチスロ。
思い切り「インドア」な俺が正反対の「アウトドア」をやるってのもあって、
特に普段とは違う経験ができますしね。
ちなみに。
ニイサンは「人生観が変わった瞬間」ってあります?
大掛かりなものじゃなくていいんで。
なにかをした時にふと違う光景が見えたとか人生観が変わった感じがしたとか。
面白い話でもマジメな話でも。
たとえば「あれから変わったよな~」みたいな感じのヤツ。
もしあればお聞かせください。
よろし押忍!