2021/09/02
こんにちは(エレザールの鎌を振りまわしながら)。編集スタッフSです。
好きな妖怪は「座敷わらし」です。富を授けてください(出ていくのはNG)。
さて、今回ご紹介いたしますのは、Daiichiさんの、
『パチスロ うしおととら 雷槍一閃』です。
原作は1990年代の漫画作品を代表する名作で、私のようなアラフォー世代にぶっ刺さり。
2015年~2016にはTVアニメも放映されています。
最強最悪の大妖怪「白面の者」との決戦と、そこにいたるまでの笑いあり、涙ありのエピソードの数々が素晴らしく、漫画は何回読み直したことか。
名シーン・名セリフが多すぎる
そんな名作のパチスロ化にふさわしく、本機は記念すべき6.2号機の第1弾としてホールデビューという運びとなりました。
6.2号機の天井はこうなる!?(かも)
ゲーム性を紹介する前に、まずは6.2号機ならではの要素について解説していきましょう。
6.2号機では有利区間が最大3000Gに拡大されていますが、実際どうなの?みたいな話はこちらを参照していただくとして、6.2号機は「天井を深めにしてもATが完走できる」というのが1つの特徴。
例えば本機の天井は7周期。ゲーム数に換算すると700G強となりますが、従来の有利区間1500Gだと本機のATは純増約2.7枚/Gなので、有利区間を使い切っても2400枚に届きません。
それにひきかえ有利区間3000Gなら、2400枚出てないのにエンディングが発生してATが終わるという、9回表で野球中継が終わるみたいな(ただようアラフォー臭)消化不良感を味わうことはなくなります。
これはつまり「天井を深めにする代わりに恩恵を強力にする」という仕様も可能になるわけでして。
例えば「天井は1500Gだけど、行けばほぼ2400枚コース」みたいな機種も作れっちゃ作れる、ということですね(需要があるかはともかく)。
本機の天井はそこまで深いわけではありませんが、到達時に40%の割合で「いい当り」が選ばれます。
天井の深さと恩恵のバランスを取った感じでしょうか。とりあえずこれくらいの「ワンチャンある天井」がメインストリームになりそうな気がします。
ちなみに、今回のレポートとは特に関係ありませんが、有利区間が最大3000Gになったことで「CZやプチATのスルー回数天井搭載」もできるので、ゲーム性のバリエーションが広がることに期待できますね。
「絆玉」を集めまくれ!
AT「うしとRUSH」は前述のように純増約2.7枚/Gのセット継続タイプで、継続率とVストックでロングランを目指すゲーム性。
20G+αの「決戦の刻」と、基本8Gの「白面バトル」で構成されており、バトルで敗北しなければ次のラウンドに継続します。
継続率は25%~89%ですが、いきなり89%が選ばれることはそうそうないと思われます。となると、Vストックをいかに獲得できるかがカギに。
Vストックは直接獲得するケースはレア。小役で獲得抽選が行われ、9個貯めるごとにVストックに変換される「絆玉」を集めていくこととなります。
1回の獲得で複数個獲得もあり
チャンス役が絆玉獲得に期待できるのは言わずもがなですが、約1/6で出現する「リリベ(中段リプ・リプ・ベル)」も重要な獲得契機となっており、連続することで期待度もアップします。
リリベは主に押し順ナビから出現
ちなみにこの「リリベ」、AT中だけでなく通常時やCZ中などでも連続することでチャンス役と同等、あるいはそれ以上の働きをすることもある本機の最重要役となっています。
また、弱チャンス役を契機に「絆高確率」に移行すると、絆玉の獲得率が約1/2.7に。
7揃いや「冥府魔道アタック」の高確率もある
高確率は10G継続し、その間は「決戦の刻」の残りゲーム数減算も停止します。
絆玉は次ラウンド継続時も獲得していた分は持ち越し。また「白面バトル」で敗北した際も、獲得していた絆玉で復活抽選が行われるので、「ヤマ◯キ春のパンまつり」のシール集めに挑むような心持ちで、1個でも多く獲得を目指しましょう。
ボーナスは出玉的にもおいしい!
「決戦の刻」に狙えカットインから7が揃うと「うしとらボーナス」に突入。
消化中は筋肉少女帯による
アニメのオープニングテーマが流れる
ボーナスは30G継続し、消化中は絆玉の獲得率がアップ。平均で約2.2個、青7揃いの「超うしとらボーナス」なら平均約3.7個の獲得に期待できます。
狙えカットインからうしとら図柄が揃った場合はVストック。
さらにボーナス終了後は「決戦の刻」の残りゲーム数が20Gに再セットされるという特典もあり。
3ラウンド目と7ラウンド目はボーナス当選率がアップする「チャンスステージ」移行の期待大となるので、ここでボーナスループを炸裂させれば、絆玉は貯まるわ、出玉は増えるわでウハウハ(アラフォー語録)です。
9ラウンド目はまさに決戦!
先ほど「いきなり89%が選ばれることはそうそうない」と言いましたが、あくまでそれはAT開始時のお話。
ATが9ラウンド目に到達すると「白面バトル」が「最終決戦チャレンジ」になり、そこで「大勝利」すると以降のラウンドが89%継続となります。
9ラウンド目は最低でも継続が保証されているので負けて終わり、という心配はありませんが、ここで89%継続に昇格すればAT完走がグッと近づくので、是が非でも「大勝利」をもぎ取りたいところ。
ちなみに「Vストックがあるんだけど9ラウンド目は「大勝利」にならないの?」という質問に対する答えはNO。
「大勝利」の抽選は継続率やVストックの有無とは別の独立した抽選となっているようです。ただし、9ラウンド目にVストックを獲得した場合は「大勝利」濃厚に。うまい巡り合わせで絆玉が7~8貯まった状態で9ラウンド目を迎えればアッツアツです。
約3割をクリアすればATおかわり
AT終了後はもれなくATの引き戻しゾーンである「激槍慟哭ゾーン」へ。
このタイミングで有利区間がリセットされるので、極端な話、2400枚からの2400枚とかいうミラクルが起きる可能性もあります。
引き戻し期待度は約33%なので、出玉を延ばせるかどうかは別の話としても十分期待できる数字といえるでしょう。
ギリョウ(獣の槍を作った人)背景は
引き戻し期待度MAX!?
私のヒキではせいぜい頑張っても500枚からの500枚くらいがいいとこだと思いますが、導入後はSNSなんかでさぞかし景気のいい画像が拡散することでしょう。
通常時は獣の槍が大事
通常時からの初当りは基本的に「うしとらチャンス」で、そこからAT突入を狙う流れ(詳細は機種ページもご覧ください)。
100G消化ごとに突入する前兆「時空回廊」から「うしとらチャンス」を目指します(CZ「はんばっかタイム」経由のルートはけっこうレアっぽい)。
で、「時空回廊」突入までの100G間はスマホでも見ながら…なわけでは当然なく、液晶左側に鎮座する「獣の槍」を包むエフェクトの色を昇格させていきます。
「時空回廊」突入時は槍の色に応じて初当り抽選が行われるので、それまでにいかに昇格させるかが勝負の分かれ目になる、ということです。
槍の色は、「うしおポイント」MAX(1000pt)やチャンス役の一部で突入する「獣の槍チャレンジ」にて昇格。必ず1段階以上昇格します。
タイトル画面がいつもと違うと
2段階以上昇格するチャンス!?
100Gという限られたゲーム数のなかで昇格を狙うので当然不発で終わることもあるのですが、諦めるのはまだ早い。
「時空回廊」は10G継続しますが、その間も「うしおポイント」の獲得抽選は行われており、MAXになった場合はそこで槍の色が昇格&初当りを再抽選します。
前兆中のチャンス役で当りに書き換える抽選は他機種でもよくありますが、本機の前兆がひと味違うのは、再抽選が行われたタイミングで「時空回廊」の残りゲーム数が再び10Gに戻るところ。
まぁそう簡単に何度も再抽選、というわけにはいかないのですが、「リリベ」の連続から思わぬ大量ポイントを獲得することもあるので、薄いチャンス役を引いて、そこからさらに薄い書き換え抽選に当てる・・・というパターンよりは、はるかに望みを持って挑めるでしょう。
触るとすっごい震えるよ!
最後に、ひときわ目を引く筐体上部に設置された「閃撃センサー(タッチセンサー)」について。
手タレに関する文句は一切受け付けません
通常時にタッチをうながす表示が出現した場合はもれなく激アツ。
連続演出の最終ジャッジなどで出現の可能性があります。
AT中は主に特化ゾーンで使用します。
特化ゾーンは「雷槍一閃」と「冥府魔道アタック」の2種類ありますが、30秒間タッチし続ける「冥府魔道アタック」が抜群に気持ちいいです。
ちなみに、あらゆる場所をベタベタ触って確かめたところ、センサーはどの部分を触っても反応します(後でめちゃくちゃ拭いてキレイにした)。
ただ、割としっかり、例えばつかむように触らないと反応しないことがあります。恥ずかしがって一本指とかでちょっぴり触ると、反応しなくて恥ずかしさが倍増するので、おっぱ・・・ハンドボールやバレーボールをつかむような感覚でガッチリ揉ん・・・触ってくださいね。
ということで今回はここまで。
『パチスロ うしおととら 雷槍一閃』の導入はすぐそこ、9月6日よりとなります。
それではまた次回!