調べ屋ミナトのスロ研生活

主にパチスロ実戦術で活動する、検証系ライターのミナトが綴るパチスロブログ。新台情報、検証実戦、得するネタをお届けするぞ!!

「スマスロ北斗の拳」を研究

2023/03/24

記事カテゴリ:ライターコラム


まいど、ミナトでございます。

 


今回は新機種「スマスロ北斗の拳」について。

 

サミーのスマスロ第一弾としても注目されている本機。この度先行取材を行うことができましたので基本仕様、試打の感想を合わせて紹介していきます!!
 

 

初代北斗の拳が完全復活!?


メインテーマはズバリ……「初代完全復活!!」。5号機、6号機とこれまでにも同シリーズは登場しておりますが、今作の初代っぷりは間違いなく歴代ナンバーワンでしょう。

この後仕様を詳しく紹介していきますが、試打した人は口々に……マジで初代やん!! と。見た目も、中身も初代のイズムを余すことなく継承しております。
 

 

▲BBの初当り確率もかなり初代に近い数値!!

 

▲見た目の継承も抜かり無し!! パネルはもちろん、細部に至るまで拘ったデザイン。

 

 

通常時について


▶︎超絶シンプルなゲームフロー
 

 

おなじみの4つのモード(地獄/通常/天国/本前兆)を搭載。内部モードを上げ、強いレア役で仕留めるというおなじみのゲーム性。

中段チェリーの期待度も通常以下は25%、天国中ならBB濃厚と抽選値も再現しています。

 

と、ここまでは5号機以降に登場した北斗シリーズにも踏襲されていたゲーム性ですが、今作の通常時はさらに初代を追求し……CZや擬似ボーナスと言ったその他の要素を排除!!

 

 

通常時のフローは「当選=バトルボーナス」の1パターン、近年のパチスロには珍しい作りとなっています。

 

あまりにもシンプルなため、色々と充実したパチスロを打ってきたZ世代にも受けるやろか? と少々心配になるレベルです。

ですが、常に動きまくる内部モードと、それを示唆する細かな演出法則に一喜一憂できるので、そこの面白さに気付いて欲しい!!

 

 

▶︎懐かしさ溢れる演出
 

 

一部対戦相手などに、新規演出が追加されましたが、基本的に演出&法則はそのまま継承!!

また「初代カスタム」をセットすることで、新規演出のカット、演出頻度や期待度を当時のものに変更することが可能です。

 

 

AT(バトルボーナス)について


▶︎バトルボーナスのシステム
 


バトルボーナス(BB)はATシステムを用いて再現。純増約4.1枚の「小役パート」とおなじみラオウとの「バトルパート」の2部構成。継続率も『66%・79%・84%・89%』と、連チャンの期待感も継承!!

もちろんAT中の演出法則も当時と同様。残念ながら多くのスロッターを失意のどん底に沈めた北斗剛掌波も健在です。

 

 

▶︎痒い所に手が届いた新規要素
 


当時打っていた方なら共感してもらえるかもしれません、小役ゲーム中に引いたレア役の存在感のなさと、低継続率スタートの絶望感……。

今作はそれを解消しております。小役パートのレア役は、宿命バトルによる継続ストック(Vストック)、レイ&トキの共闘を抽選。

バトルパート中は勝利書き換え抽選、そしてこれが最大のポイントです……基礎継続率アップ抽選!! これで如何なる場合でもロング継続に期待、捨てBBがなくなりました。

 

 

▶︎『ツラヌキSPEC改』による無限の期待感


現行のパチスロ機でどうしてもネックとなるのが有利区間の上限問題。しかし、本機は「ツラヌキSPEC改」と呼ばれる有利区間の影響を限りなく抑えた連チャンシステムを搭載!!

継続する楽しさを損なわない仕様で大連チャンを目指すことも可能です。 ※コンプリート機能が発動した場合は例外

 

 

▶︎無想転生バトル
 

 

無想転生チャンスやその他の条件から突入する、本機の最強出玉トリガー。最高継続率89%を飛び越え、なんと94%!! そこで重要となるのが「ツラヌキSPEC改」の存在です。このシステムにより、高継続率を最大限に堪能することが可能となります。

 

 

考察と試打の感想

 

では最後に、取材の感想や私ミナトの考察をお話しさせていただきます。

 


①歴代最高傑作の初代イズム
 


演出やゲーム性の再現度はもちろんでしたが、数値面まで寄せたことで当時の興奮がより鮮明に蘇ります。

4号機終了と同時に、かなりのユーザーが離脱しホール数も大幅に減少しました。離脱はあっても、新規ユーザーの取り込みが難しい状況が続いているので、その当時のユーザーが、「懐かしさ」をきっかけに、一次的でも復帰することは業界にとって非常にプラスとなります。

 

 

②低設定でも夢が抱けるBBシステム
 


まだ試打の段階で明確に申し上げることはできませんが、本機には「低設定でもなんとかなりそう」と、感じる部分がありました。とにかく展開がものを言うバトルボーナス。そこに、94%ループの無想転生バトルや、ツラヌキSPEC改が加わり、出玉の展開は全く予想ができません。

 

もちろん高設定を打つことが勝利の正攻法ですが、大半のユーザーがその高設定とは縁遠い関係。打てる時間、環境が限定されている中、どうやって出玉を夢見るのか? それには設定不問のゲーム性が必要となります。とは言え、低設定でもまぐれホームランがある台は高設定でも負ける、安定感に欠けるという懸念が付いてきます。本機も例外ではないでしょう。

 

しかし、初代北斗がヒットした要因の一つには間違いなくその「荒さ」がありました。打ち手を限定せず、低設定とわかりながらも勝負したくなる期待感を持てること、本機もその可能性を秘める台だと予想しております。

 

 


以上、最新機種「スマスロ北斗の拳」の取材レポートをお届けしました。多くのスロッターを排出するきっかけとなった4号機北斗の拳。今作もそれに追随する伝説を残せるか否かは現段階では明確に申し上げられませんが、その「懐かしさ」を武器に初動は相当な盛り上がりを見せてくれそうです。

順調なスタートを切ったスマスロ時代。キラーコンテンツの登場で更なる飛躍に期待したいところです。

 

それではまた次回!!
 

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