2024/11/26
まいど、ミナトでございます。
今年も残すところ約1ヶ月、振り返るとパチンコ業界も様々な話題がありましたね。当コラムでも例年通り、ここから年末年始っぽいことをテーマに綴っていきます。……まず今回は2024年の導入機種についてのお話。
新紙幣対応からさらにスマスロ移行が加速した一年、今年はどのような機種がホールを賑わしたのか? また、どのような傾向が見られたのか? 機種リストを参考に考察してまいります!!
機種数は昨年とほぼ変わりませんでしたが、大きな変化が見られたのはスマスロ機の割合でした。メダル機に関してはAタイプと30φ機が半数近く占めておりますので、メーカーの開発はスマスロに完全移行したと言える結果となりました。
正式な販売台数はまだ発表待ち(12月半ば予定)の状況ですが、昨年とは傾向が大きく異なると予想されます。2023年は全体で約75万台の販売数、その内10%以上(8万4千台)が「スマスロ北斗の拳」。また、Aタイプとメダル機は「ゴーゴージャグラー3」の3万8千台という大型導入がありました。
2024年は昨年のような北斗一強状態ではなく、またジャグラーシリーズもやや控えめの導入数。スマスロの販売数ランキングは拮抗し、メダル機は1機種あたりの平均台数が大幅に減少する見込みです。
この時期になると例年行われるのが機種投票、2024年のMVP決めですね。現在投票の真っ只中ではありますが、出口調査で支持が集まりそうなのは「スマスロモンキーターンV」。新パネルも登場した本機が1艇身……いや、もっと抜けていそうな雰囲気です。 →ガイドワークス発行物でも投票を行っているので是非ご覧ください!!
最近はライターや編集部員と会うとだいたいこの話題が出ますが、やはり本機の名前があがります。要因としてゲーム性の部分もありますが、展開の穏やかさも支持されています。
前述にもありましたが、今年は多くのスマスロ機が登場。その結果、スマスロ仕様を活かした荒めの機種が多くなりました。中でもスマスロモンキーターンV、そして昨年の覇者であり今なお稼働を続けるスマスロ北斗の拳は比較的展開が緩めの部類となります。
もちろん、荒波機種も必要な枠ではありますが、近年は規則緩和の恩恵を活かしすぎてそのバランスが偏っているのが実情です。また、ユーザーのお財布事情の悪化も時代に逆行していると言えます。今年の投票は国民の民意を問う重要な選挙、結果次第では来季の機種の傾向が大きく変化するかもしれません。
ということで以上、2024年の導入機種についてのお話でした。ここから年末年始にかけて、具体的な数字が明らかになってきます。販売台数、そして新紙幣問題やスマスロの普及によるホール店舗数も気になるところ。引き続き、当コラムでも動向を追ってお伝えしていこうと思います。
それでは、また!!
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