調べ屋ミナトのスロ研生活

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【6号機ノーマルタイプが変わる!?】ボーナストリガー(BT)を解説

2024/08/28

記事カテゴリ:ライターコラム

 

2024年8月26日

日工組、日電協が記者発表会を開催。解釈基準の変更により「規定数固定機能」によるボーナストリガー(BT)の搭載が可能となる旨を発表しました。

 

 

まいど、ミナトでございます。

遂に出ました、ノーマルタイプの緩和(解釈基準変更)。6号機時代に突入し、規則が大幅に変更されました。そこから何度か内規の変更(6.2号機や6.5号機)が行われ、現在ではスマスロの登場などゲーム性や出玉性能が初期と比較して向上しました。

 

しかし、ノーマルタイプに関してはこれまでその恩恵を受けることがなく、市場は大幅に減退している状況。今回の発表は、そんな冷え切ったノーマルタイプを活性させるのにかなりの効果が見込めるとの見解も。では、そのボーナストリガーとは一体どんな仕様なのか? また、今後どのような台が登場するのか? 解説していこうと思います。

 

【ボーナストリガー(規定数固定機能)】

 

まず前提に、今回発表された緩和は内規の変更(6.5号機とか6.6号機の規則)ではなく、解釈基準の変更となります。これは規則自体を変更するものではなく、現状の規則を掘り下げたり、角度を変えて見ていきましょう、と言ったものです。「このルールだったら、こういうのもアリだよね?」って感じですね。ですので、獲得枚数の増加や試験方式の緩和はございません。

 

では本題へ

 

今回発表された「規定数固定機能」とは?

遊技する枚数(BET)によりボーナス当選の確率を変化させることが可能、というものです。

 

従来のマシンの例)

 

現行機でも、BET枚数を任意で変更できる台が存在します。通常遊技では3BET、ボーナスを揃える時に1BET、のような使われ方が主流ですね。BET数を選択できる台では、通常遊技でも3BET以外で回すことが可能ですが、現行機だと上の表のように大きく損をする仕組みになっています。

 

このように、規定数(BET)でボーナス確率を変更することは現状でも行われておりますが、ボーナストリガー搭載機はこの仕組みを利用したものとなります。BET数でボーナス確率が変更できるのであれば、確率を重くするのではなく軽くするのもアリにしませんか? ってことです。

 

BT搭載機の例)

 

表の数値は一例ですが、このようなスペックがボーナストリガーの基本。BET数が変わるとボーナス確率がUP、というのが主流となるようです。

 

トリガー発動の流れ)

この規定数(BET)が変化するタイミンングは、ボーナス終了時となっております。規定(BET)数の固定は、1つのボーナスに対して1パターン。リセットやボーナス終了までは変わることはないとのこと。

 

BIGが規定数(BET)変更対応、REGが非対応という台を例にすると。BIG後はトリガー発動でボーナス高確率へ、REGだと高確率終了(通常状態からだと高確移行ナシ)というイメージです。

 

【ボーナストリガー搭載による制限】
 
・規定数(BET数)はボーナス終了後に変更。通常時に任意で変更することは不可。
 
・ボーナストリガーを搭載すると指示機能(AT、ナビ)、RT(リプレイ確率の変動)を合わせて搭載することはできない。

 

現状判明している制限をまとめました。ボーナストリガーを搭載すると付加機能の搭載ができなくなる点、これは結構重要ですね。ボーナス後にRTやATで出玉を繋げる、ノーマルタイプにはそんな機種が多くありますが、現状の情報ではこれはNGのようです。となると、天井の搭載も難しいでしょう。

 

【こんな台が出てくるかも!?】
 
・最もオーソドックスな作りになるのは、BIGだとトリガー発動(継続)、REGを引くと終了。パチンコの確変機のようなイメージでしょうか。バトル系の演出にも合いそうですね。
 
・設定の「奇数と偶数」「高低」で高確率突入の特徴をもたせるのも面白そうです。
 
・高確率状態突入の起点となるボーナスを、必ずしも一般的なボーナスにする必要もないかと思われます。イメージとしてはリノシリーズでしょうか。払い出しがほぼ無いボーナスを起点にし、そこから出玉増加がスタート……のような展開の荒い仕様も可能だと思います。
 
・ボーナス消化中の抽選で高確率に突入させる、そんな抽選もできそうですね。例えば、BIG消化中に7揃い、や演出勝利→トリガー発動!! これは、ボーナス消化中にボーナスを抽選する方式です。少し前ですが、B-MAXを打ったことがある方ならお分かりかと(ボーナス消化中にREG成立)。この仕様で高確突入がOKになるのかは不明ですが、リアルボーナスでも意外とできることに幅があるんですよね。

 

 

以上、今回は6号機ノーマルタイプ初の緩和、ボーナストリガーの速報をお届けしました。現状はまだ概要と予想程度のお話ですが、これから詳細や新台開発の情報も出てくるかと思われます。追加情報に関しては当コラム、そして私ミナトが寄稿しておりますガイドワークス発行物、パチスロ実戦術等にて追って紹介してまいります。

 

それでは、また次回!!

 

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