2024/10/22
まいど、ミナトでございます。
今回は「パチンコ店の営業時間」についてのお話。
先日、宮城県のパチンコ店組合が営業時間に関する条例改正を県議会に提出しました。一部新聞やネットニュースでも取り上げられましたので、目にされた方もいるかと思われます。概要は「営業時間を一律で9時オープンにしてほしい!!」というもの。
現在、宮城県のパチンコ店の営業時間はほぼ8:00〜24:00、全国で最長となっております。さらにこの長い営業時間に加え、なんと6時オープンが可能な地域も存在しているのです。
パチンコ好きユーザーからは……「長時間打てて最高やん!!」と、楽観的な意見もありますが、働く側からするとたまったもんじゃない!! 日本国内の深刻な課題「働き手不足」、早朝勤務に付随する手当ての支給、また光熱費も相当なものとなります。働き方改革が進む昨今、このような問題点から早朝営業のメリットは無いとし、短縮営業の要請をする運びとなりました。
実際には連日6時オープンの店は無く、新装日や特定の日に発動するそうですが、それでも周辺のホールはその営業時間を意識した経営を余儀なくされる状況となります。「競合店が6時オープンなら自店も……」と、時間のインフレが起こるわけですね。ルールで明確に定められればそのような競争もなくなるわけです。
ここからは今回のテーマに合わせ、その他の地域の営業時間についても紹介していきます。
13時間、14時間の営業が大半となっています。ある程度地域毎に営業時間が合わせられているという傾向が見られます。また、今回話題となった宮城県に次いで、青森県も早い時間から営業されています。宮城県の結果次第では、青森県にも動きがあるかもしれません。
次に、営業時間の形態をまとめてみました。かなり僅差ではありますが、最も多いのは9:00〜23:00という結果に。私ミナトは兵庫、大阪、東京でしか生活したことがなかったので、個人的にはかなり意外な印象を受けましたね。
今回問題となった宮城県ですが、実は他の地域も手放しで傍観できる状況ではなくなってきています。
冒頭でも申し上げましたが、その要因はやはり「働き手不足」。実際、一般的な営業時間のホールでも社員、アルバイターの確保が難しくなってきているそうです。これに関してはパチンコ業界だけでなく日本全体の課題であるため、そう簡単に解決できる問題ではありません。
スマスロの登場で労働力が軽減され、「人員がカットできて助かった!!」そんな話もしばしば耳にします。しかし、ホールや地域によっては、それでもまだ運営に苦しむという現状も……。そこで、実際にパチンコ店で働いたことがある知人に、我々打ち手が協力できそうな事を聞いてみました。
ご覧のような意見が出てきました。どれも大したものに見えませんが、このような小さな労力がホールで多発すると積み重なって大きな負担に。正直、これだけ意識してもらえると、ホール内の人員を一人は減らせる……そう言っても過言ではないそうです。
どれもちょっとした気遣いで協力できるものなので、打ち手の皆様は是非協力してあげてください。もしかしたら、その人件費分が設定に回ってくるかもしれませんよ。
ということで以上、今回はホールの営業時間と、労働力の現状についてお話させてもらいました。営業時間の規則を自ら縮小する、そんな珍しい事案が発生しました。深刻な課題となっている日本の働き手問題。我々の力だけで解消していくことは難しいですが、まずはスマート機が力になってくれそうです。スロットではまだAタイプのスマート化が停滞していますが、今後はその普及が一つカギになってくると思われます。
また、パチンコ店は昔と大きく変わり働きやすくなっています。ほぼ禁煙(分煙や電子タバコのみ)、スマート化やパーソナル化で重たい玉を運ぶことも随分減りました。さらに、他のアルバイトより時給も高い!! 仕事を探している方は一度求人を覗いてみてはいかがでしょうか?
それでは、また!!
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