調べ屋ミナトのスロ研生活

主にパチスロ実戦術で活動する、検証系ライターのミナトが綴るパチスロブログ。新台情報、検証実戦、得するネタをお届けするぞ!!

【業界関係者編】2024年問題を調べてみた

2024/07/01

記事カテゴリ:ライターコラム

ちょっと調べてみたんですけど……まいど、ミナトでございます。

 

今回は『2024年問題直前〜業界関係者編』を調査してきました。当コラムにて、年始から複数回に分けて調査してきた2024年の課題(閉業問題、新紙幣問題、Aタイプスマスロ等)、これらのテーマを業界関係者に聞き取り取材、アンケートを実施してみました。現場の声はどうなのか? 気になる結果をまとめて紹介してまいります。

 

【テーマ① 2023〜2024年上半期について】

 

 

まず最初に、スマスロ普及が著しかった2023年後半〜現在の状況を聞いてみました。

 

▶︎ホールの売り上げ・利益は向上した?

 

・回答A……売り上げ、利益ともにかなり向上しました。近隣ホールとの派遣争いもありましたので、一か八かのフルベットで挑戦しましたね。人気機種(主に北斗)を可能な限り買い揃え、そこにしっかりお客を付けることに専念しました。また、粗利の取りやすいコイン単価が高い機種が出てきてくれたのも要因の一つです。

 

・回答B……売り上げ自体はそれなりに上昇しました。しかし、ここで失敗はできないため、スマスロでは大幅な回収をせず甘めに運用。大規模な設備投資を伴ったため相殺、微増といった感じです。設備投資代が大きな負担とならなかったのが幸い、本格的な利益の上積みはこれからですかね。

 

・回答C……スマスロの売り上げ、利益はそれなりの結果でしたが、併設のパチンコの稼働低下が足を引っ張る形に。スマスロは成功した印象ですが、同時期のスマパチが振るわなかったのが痛かったです。

 

 

スマスロ北斗の拳の登場により、スマート機の普及が著しく伸びた時期でした。私ミナトも普段からホールによく足を運びますので、ホールの稼働自体はかなり好転したように感じています。しかしながら売り上げが向上した一方、うまく利益に繋がらなかったホールも。全てのホールが結果を出せた訳ではないようです。

 

【テーマ② 新紙幣問題

では次に、2024年の最大の課題とも言われている『新紙幣問題』について。こちらのテーマはパチンコ業界だけでなく、日本全体で問題視されてきましたがもう数日後、7月3日より発行されます。

 

新タイプユニット(主にスマート機)

での交換

約5千円/台
ビルバリ交換 約3万円/台
ユニット全交換 約15万円/台

※価格は購入数、メーカー、施工費等で変動します

 

▶︎ホールにとってどの程度負担になる?

 

・回答A……かなりの負担となります。スマート機の時のような、将来的に利益を生み出す為の投資ではないので。

 

・回答B……遊技機に対しての投資ではないので、ホールにとっては1円の価値もありません。

 

・回答C……中規模店舗でも数百〜数千万円の投資になります。負担でしかありません。

 

 

▶︎移行期間の設定状況は?

 

・回答A……設備費用の枠があり、そこから捻出しますので劇的な回収はできるだけ抑え、長期的に補填していく方針です。これまでとほぼ変わらないようにする予定ですが、良くはならないと思われます。

 

・回答B……かなり厳しくなると思います。スマスロで戻ってきた稼働も、これを機に落としかねません。

 

・回答C……かなり厳しくなりますね。残念ではありますが、ホールの収益はお客さんから得るもの。設備投資の補填は、顕著に設定にあらわれると思います。

 

パチンコ店は他の業種と比べ入れ替える個数が非常に多く、膨大な設備費用がかかります。やはり今回の取材結果でも全員が「状況悪化」を懸念していました。またこの時期を起点にさらなるパチンコ店の閉業が見込まれるようです。

 

 

★キャッシュレス化に進展が!?

 

全国的にキャッシュレス化が進む中、依然パチンコ店は現金のみとなっております。この点に関しては何年も前から課題となっていましたが、コロナ禍、スマート化、新紙幣対応を経てやや進展する見込み……という話を伺いました。

 

昨年秋に認証協より「iクリア ビルバリレスシステム」という新ユニットが発表されました。こちらは、発券機からカードに現金をチャージして各台で使用することができ、新紙幣にも対応可能。また今後キャッシュレス化にも応用できるようになるとのこと。現在、業界全体としてはキャッシュレス化を推進する流れとなっています。しかし、問題はその運用方法にあります。

 

既存のキャッシュレス事業者に委託すると概ね3〜4%の手数料が発生します。一般的な商業施設と比べ出入りする金額が大きく、薄利多売のパチンコ店ではこの手数料が経営を締め付けることに。よって、キャッシュレス化には独自のシステムを構築して普及させていく必要があります。

 

・クレジット(借り入れ)機能での遊技

→絶対にNG。

 

・チャージ方式やデビット機能(預金残高からの支払い)

→最も現実的な案。ホール内設置のATMの上限(3万円)、簡単にお金を引き出せる状況が課題。

 

・ポイント付与は?

→射幸性の観点からNGとなるかも。

 

【テーマ③ Aタイプスマスロ問題】

 

最後はAタイプのスマスロ導入について。以前の記事にて、最終的にAタイプもスマスロに移行させる必要があると書きました。一機種ではありますが既にAタイプのスマスロは登場しております。導入したホール、そうでないホールの両方の意見を伺ってみました。

 

▶︎導入の理由と扱いについて

 

・回答A(導入済み)……いずれ導入する日が来ることも考慮し、やや余裕もあったため導入することにしました。まだ一機種のみということもありますが、導入台数は少なく試験的な意味合いもあります。そのため特に甘く使うことはないです。

 

・回答B(未導入)……スマスロとしての恩恵(緩和要素)がないため、早期の導入を見送りました。Aタイプとは言え導入するにはATタイプと同様にユニットの交換も必要となりますので、その負担を負うほどのメリットをまだ感じていません。今後、規則の緩和が進めば導入していきます。

 

 

導入、未導入ともにやや消極的な回答が目立ちました。まだ機種数が少ないこと、設備投資がかかることはもちろんですが、やはり規制の部分が大きく影響しています。Aタイプで最もネックとなっている獲得枚数は風営法管理の部分のため、7号機に移行するまで変更は難しいとされています。この様子だと普及はしばらく先になるでしょう。個人的には、身体的負担が軽減されるため、技術介入機のスマスロ化に期待しているのですが……。

まとめ〜2024年後半の見通し

2024年も業界の課題は大きい模様。設備投資の影響で、9月頃までにさらなる閉店が続出するという厳しい見方もされているようです。実際、私ミナトの行きつけのホールも、つい先日閉業することになったんですよね……。

 

ですが、以降は特に目立つ問題はなくこの山を越えると一旦悪材料の出尽くしとなる、そんな意見も聞くことができました。現状生き残ったホールは大方スマート機の設備投資が完了しておりますので、投資の回収に追われずに利益に繋げることができます。そうなると我々打ち手にとってもプラスとなるはず。

 

紆余曲折あった6号機時代も6.6号機が発表され、末期を迎える状況となりました。ここが本当に最後の山となることを、本気でマジで願っています。もうこれ以上、行きつけがなくなるのは勘弁です!!

 

ではまた次回!!

 

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