調べ屋ミナトのスロ研生活

主にパチスロ実戦術で活動する、検証系ライターのミナトが綴るパチスロブログ。新台情報、検証実戦、得するネタをお届けするぞ!!

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「スマスロ北斗の拳」導入後の状況を聞いてみた

2023/04/28

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。

 


「スマスロ北斗の拳」が導入され約1ヶ月、今なお良好な稼働状況が続いております。

それに伴い、導入以降ホール状況や業界全体に変化が現れてきました。

 

今回はそんなスマスロ北斗導入後のホール状況と、他機種に与えた様々な影響を聞き取り取材してまいりました。

協力いただいたのは、以前当コラムに登場してもらった関西地域のホール店長さんでございます。現場の評価はどうだったのか? 是非最後までご覧ください!!

 

 

導入週の様子について

 


「お久しぶりです。すみません、またお力をお借りすることになりまして」

 

「いえいえ、前回はたしか年始やったかな? スマスロで儲かったわ!! みたいな話でしたね(笑)」

 

「はい、その節は大変お世話になりまして、おかげ様で無事原稿が仕上がりました!! で……今回は北斗について」

 

「OKですよ!! ほんなら早速やりましょか」

 

「ではまず月並みですが、導入初週の稼働状況と出玉状況についてお伺いします」

 

「稼働は抜群でしたよ。うちは地域トップクラスの8台導入で、1週間くらいは連日朝から全部埋まって終日ほぼフル稼働でしたわ!!」

 

「スタートダッシュは想定通りでした?」

 

「まぁそうですね、私自身も4号機の北斗を打っていた世代なんで……お客さん目線で考えたらスタートは絶対イケると!!」

 

「強気の導入で想定通りの結果が出た!! ということですね。あと……差し支えなければ出玉状況もお聞きしていいですか?」

 

「初日は6なし、あとはほぼ均等な感じでしたね」

 

「私はあまりその点に詳しくないんですけど、それってわりと入れてる印象なんですが」

 

「初日にこれだけ入れたのは久々ですね。もちろん他の台も新装は出したい気持ちはあるんですけどね、最近の台は短命やから……」

 

「今回は前評判もあって強気に?」

 

「そうです。長期的な稼働が見込めるっていうのはかなり重要ですよ。長く動いてくれる台やったらなんぼでも設定入れますって(笑)」

 

「関西人の3割増しトーク(笑)。いやでもそれはおっしゃる通り、経営する上で重要な点ですね。2日目以降もこんな感じですか?」

 

「いえ、さすがに変えましたよ。3日目以降もかなり動いてくれてたんで、平均設定は下げました」

 

「一番上は使いました?」

 

店「初週は一度だけですね。とは言っても、1はほとんど使ってないですよ!!」

 

 

【初週のホール状況まとめ】

・導入1週間の稼働はどのホールも超良好
・朝イチから夜までしっかり稼働する
・設定1の投入率は低め
・中間設定メインで多くのお客さんに魅力を認知してもらう

 

 

私ミナトも初日から雑誌の新装実戦企画に挑んだのですが……初日から三日間連続で抽選に挑むも全日程で抽選を突破できず。多台数機種でここまで確保に苦戦した記憶はここ数年ないです。


 

導入日から約3週間が経過して…

 


「ではメインテーマを。導入からしばらく経過した現在の様子です。私は一番ここが気になってるんですよ!!」

 

「たしかに、実際に私も今のほうが悩む日が多いです。導入直後は前評判と懐かしさの貯金で乗り切れる機種でしたから……アホでも経営できますわ(笑)」

 

「まぁ過言ではないと思います(笑)。今でも好調をキープしていると認識しているのですが、実際現場ではどうなのかなと」

 

「流石に導入週ほどではないですが、稼働は文句なしです。特に週末や夕方以降は強いですよ」

 

「設定の入れ方に変化はつけましたか?」

 

「下はほぼ2まで。毎日ではないけど通常営業でも4·5を入れる時もありますよ。6の投入は相変わらず、特別に出したい日だけですけど」

 

「稼働をキープするためにあまりキツく締めないと?」

 

「ウチは8台設置ですけど、スロット全台で150台弱。5スロとジャグラー除いたら、10%強の設置比率……これを飛ばしたらエラいことになりますので」

 

「たしかに、ホールの運命がかかっている状況ですから神経使いますね。それで利益はとれてますか?」

 

「薄利多売って言うんかな、この稼働なんでなんとかなってはいますよ」

 

「それは一安心、店長が飛んだら貴重な取材先がなくなってしまうので(笑)」

 

「なんやそれ(笑)」

 

「あと、他に出玉状況で聞きたいことがあるんですが、設置台数との兼ね合いって影響ありますか? 導入から多くの店を見て回っているんですけど、少数設置の店は出玉も稼働も渋いなぁ……と」

 

「まぁ店の規模や方針にもよるし、必ずしもとは言えませんけど、それはあり得ますね。うちは北斗と心中する勢いで導入したけど、なかには話題機種やからとりあえず何台か入れとくか……って店もあるやろし。あと、この台って設定分かりにくいし、それに加えてこの人気でしょ? 今なら抜こうと思えばいくらでも抜けると思いますよ」

 

「やはりそうですか。ちなみに、私がしばしば足を運ぶ店に3台の少数設置店がありまして。そこは北斗の状況は良くないんですが、その分、他の台の状況が好転したんですよ!!」

 

「それはそれで上手いこと運営してますね。常連さん強い店とちゃいますか?」

 

「おっしゃる通り!! ジャグラー中心の小さめの店です。北斗は既に空き台が見られる状況になったんですが、その分明らかに稼働率とジャグラーや6.5号機の設定が上がってるんですよね」

 

「その環境なら、私も今言われた作戦でいくかもしれませんね。他の機種や年配の常連さんへのしわ寄せは絶対避けたいですし」

 

「店長のお店では、他機種の扱いに変化は出ましたか?」

 

「以前とほとんど変わらずですね。ただ、うちも北斗導入以降全体の稼働が上がっているので、時期を見て他機種の出玉にもテコ入れするつもりです。前のスマスロ取材の時にも言いましたけど、安定した利益が確保できる機種があればどうにでもなりますよ!!」

 

 

【導入経過後の状況まとめ】

・現在でも十分な稼働をキープ
・安定感と設定推測難易度から特定日は6.5号機と人気を分け合う場面も
・店によって扱いに違いが出てきた
・「設置台数≒設定状況」の傾向がある

 

 

導入から約3週間経過、初週ほどではないにしろ未だに高稼働をキープ。これほどの人気は想定外だった……と言う意見も多いようです。

 

ですがここにきて、序盤はある程度横並びだった各店舗の状況に違いが出てきたようです。

このまま北斗を主力に座らせる店、利益を他機種に分散する店、とにかく抜ける時に抜く店と大きく分けて3パターンの傾向が見えてきました。

今後は北斗の扱いを見て店の傾向を探るのが良いと思われます。

 

このような選択肢の広がりが生まれたのも、人気機種登場の産物。これまでのホール状況とは確実に変わってきています。

北斗単体はもちろん、それが与える全体への影響力の大きさも想像以上だったと言えます。
 

 

今後はどうなる?

 


「最後に、これからの動向についてお伺いします」

 

「まず直近の大型連休に……少し儲けると思います!!」

 

「率直なご意見ありがとうございます」

 

「連休前に目立つ機種の導入はないし、北斗以外にも6.5号機の動きも堅調なので、多少回収しても問題ないかと思ってます。さすがに、オール低設定はやりませんけど……」

 

「最近は低設定でも一発狙える機種が出てきてますから、例年より稼働は上がりそうですね」

 

「あと、連休明けから強めの新台が出てくるでしょ? ここで上手く利益確保できたら、それらの台と、今ほとんど動いてない台を入れ替えたいんですよ」

 

「スマスロ、6.5号機の登場で以前の台の動きは急速に鈍りましたよね」

 

「稼働が付く良い台が出てきたんですけどね、それを入れ替える体力も必要なんですよ。まぁ、この入れ替えが上手いこといったら、今後はかなり経営が楽になるんちゃうかなと思うてます」

 

「では、連休明けはさらに期待できる状況になると?」

 

「そうなるように頑張りますよ」

 

「では、聞き取り取材は以上です!! 今回もお忙しい中、本当にありがとうございました。毎度助かります!!」

 

「いえいえ、また今度流行りそうな新台教えてくださいよ!!」

 

 

【今後の動向のまとめ】
・ホールの景気はかなり回復傾向にある
・今年の大型連休はやや厳しめか?
・連休明けの入れ替え機種に注目

 

 

以上、現役ホール店長の聞き取り取材をお届けしました。取材中にもありましたが、スマスロ北斗導入によりホール全体の稼働率や出玉状況に変化が出てきています

安定的に利益を出せる台の登場が業界の発展の近道となる!! と、以前より申しておりましたが、今まさにその流れが出来上がっているのではないでしょうか?

 

 

現状ではその重要な役割を北斗が担ってくれる形となりましたが……もちろん、他のメーカーも黙ってはいません!! 今後続々と注目機種が登場する予定となっております。

 

 

連休明けの決戦はどうなるのか!? 続く主力機種が登場してくるのか!? 非常に楽しみになってきましたよ。それではまた次回!!

 

「スマスロ北斗の拳」を研究

2023/03/24

記事カテゴリ:ライターコラム


まいど、ミナトでございます。

 


今回は新機種「スマスロ北斗の拳」について。

 

サミーのスマスロ第一弾としても注目されている本機。この度先行取材を行うことができましたので基本仕様、試打の感想を合わせて紹介していきます!!
 

 

初代北斗の拳が完全復活!?


メインテーマはズバリ……「初代完全復活!!」。5号機、6号機とこれまでにも同シリーズは登場しておりますが、今作の初代っぷりは間違いなく歴代ナンバーワンでしょう。

この後仕様を詳しく紹介していきますが、試打した人は口々に……マジで初代やん!! と。見た目も、中身も初代のイズムを余すことなく継承しております。
 

 

▲BBの初当り確率もかなり初代に近い数値!!

 

▲見た目の継承も抜かり無し!! パネルはもちろん、細部に至るまで拘ったデザイン。

 

 

通常時について


▶︎超絶シンプルなゲームフロー
 

 

おなじみの4つのモード(地獄/通常/天国/本前兆)を搭載。内部モードを上げ、強いレア役で仕留めるというおなじみのゲーム性。

中段チェリーの期待度も通常以下は25%、天国中ならBB濃厚と抽選値も再現しています。

 

と、ここまでは5号機以降に登場した北斗シリーズにも踏襲されていたゲーム性ですが、今作の通常時はさらに初代を追求し……CZや擬似ボーナスと言ったその他の要素を排除!!

 

 

通常時のフローは「当選=バトルボーナス」の1パターン、近年のパチスロには珍しい作りとなっています。

 

あまりにもシンプルなため、色々と充実したパチスロを打ってきたZ世代にも受けるやろか? と少々心配になるレベルです。

ですが、常に動きまくる内部モードと、それを示唆する細かな演出法則に一喜一憂できるので、そこの面白さに気付いて欲しい!!

 

 

▶︎懐かしさ溢れる演出
 

 

一部対戦相手などに、新規演出が追加されましたが、基本的に演出&法則はそのまま継承!!

また「初代カスタム」をセットすることで、新規演出のカット、演出頻度や期待度を当時のものに変更することが可能です。

 

 

AT(バトルボーナス)について


▶︎バトルボーナスのシステム
 


バトルボーナス(BB)はATシステムを用いて再現。純増約4.1枚の「小役パート」とおなじみラオウとの「バトルパート」の2部構成。継続率も『66%・79%・84%・89%』と、連チャンの期待感も継承!!

もちろんAT中の演出法則も当時と同様。残念ながら多くのスロッターを失意のどん底に沈めた北斗剛掌波も健在です。

 

 

▶︎痒い所に手が届いた新規要素
 


当時打っていた方なら共感してもらえるかもしれません、小役ゲーム中に引いたレア役の存在感のなさと、低継続率スタートの絶望感……。

今作はそれを解消しております。小役パートのレア役は、宿命バトルによる継続ストック(Vストック)、レイ&トキの共闘を抽選。

バトルパート中は勝利書き換え抽選、そしてこれが最大のポイントです……基礎継続率アップ抽選!! これで如何なる場合でもロング継続に期待、捨てBBがなくなりました。

 

 

▶︎『ツラヌキSPEC改』による無限の期待感


現行のパチスロ機でどうしてもネックとなるのが有利区間の上限問題。しかし、本機は「ツラヌキSPEC改」と呼ばれる有利区間の影響を限りなく抑えた連チャンシステムを搭載!!

継続する楽しさを損なわない仕様で大連チャンを目指すことも可能です。 ※コンプリート機能が発動した場合は例外

 

 

▶︎無想転生バトル
 

 

無想転生チャンスやその他の条件から突入する、本機の最強出玉トリガー。最高継続率89%を飛び越え、なんと94%!! そこで重要となるのが「ツラヌキSPEC改」の存在です。このシステムにより、高継続率を最大限に堪能することが可能となります。

 

 

考察と試打の感想

 

では最後に、取材の感想や私ミナトの考察をお話しさせていただきます。

 


①歴代最高傑作の初代イズム
 


演出やゲーム性の再現度はもちろんでしたが、数値面まで寄せたことで当時の興奮がより鮮明に蘇ります。

4号機終了と同時に、かなりのユーザーが離脱しホール数も大幅に減少しました。離脱はあっても、新規ユーザーの取り込みが難しい状況が続いているので、その当時のユーザーが、「懐かしさ」をきっかけに、一次的でも復帰することは業界にとって非常にプラスとなります。

 

 

②低設定でも夢が抱けるBBシステム
 


まだ試打の段階で明確に申し上げることはできませんが、本機には「低設定でもなんとかなりそう」と、感じる部分がありました。とにかく展開がものを言うバトルボーナス。そこに、94%ループの無想転生バトルや、ツラヌキSPEC改が加わり、出玉の展開は全く予想ができません。

 

もちろん高設定を打つことが勝利の正攻法ですが、大半のユーザーがその高設定とは縁遠い関係。打てる時間、環境が限定されている中、どうやって出玉を夢見るのか? それには設定不問のゲーム性が必要となります。とは言え、低設定でもまぐれホームランがある台は高設定でも負ける、安定感に欠けるという懸念が付いてきます。本機も例外ではないでしょう。

 

しかし、初代北斗がヒットした要因の一つには間違いなくその「荒さ」がありました。打ち手を限定せず、低設定とわかりながらも勝負したくなる期待感を持てること、本機もその可能性を秘める台だと予想しております。

 

 


以上、最新機種「スマスロ北斗の拳」の取材レポートをお届けしました。多くのスロッターを排出するきっかけとなった4号機北斗の拳。今作もそれに追随する伝説を残せるか否かは現段階では明確に申し上げられませんが、その「懐かしさ」を武器に初動は相当な盛り上がりを見せてくれそうです。

順調なスタートを切ったスマスロ時代。キラーコンテンツの登場で更なる飛躍に期待したいところです。

 

それではまた次回!!
 

関連機種

「スマスロと2023年のパチスロ業界」を研究〜後編

2023/02/22

記事カテゴリ:ライターコラム


まいど、ミナトでございます。


では前回の続きとなります、スマスロの動向と2023年のパチスロ業界展望の後編。今回は関西地方の現役ホール店長さんに伺った現場の状況を紹介します。私の地元で10年ほど前から交流があり、帰省中に偶然お話を伺うことができたので記事にさせてもらいました。
 

 

 

 

▶スマスロは儲かる!?


「お久しぶりです店長!! お忙しいところすみません」

 


「いえいえ、私も業界が盛り上げていかなあきませんので、協力させてもらいますよ」

 


「ありがとうございます!! では早速……スマスロ導入で変わった事をお聞かせ願います」

 


「そうやねぇ……とりあえず、めっちゃ儲かりましたよ(笑)。具体的な収益は言えませんが、完全6号機時代以降で一番の利益が出てると思います」

 


「そんなにですか!?」

 


「ええ、現状は導入して良かったと思ってます」

 


ミ「その要因をもう少し詳しく聞いてもいいですか?」

 


「まずは話題性もあって稼働が良かったのが一つ。それとコイン単価ですね。これがかなり効いてますよ」

 


「やはりそこですか」

 


 


ではここでコイン単価について簡単におさらい!! コイン単価とは、打ち手が使用したコイン1枚あたりの売り上げを示す数値。単価が高い機種が動く方がより効率的にホールは儲かります。またこの数字が高い機種ほど出玉の波が荒くなる傾向があり、現在のスマスロは5号機AT時代とほぼ同じくらいにまで上がっています。今回は高単価の台がめちゃくちゃ動いた為、ホールが多くの利益を確保することができたわけですね。

 

 

 

「それだけ儲かったということは……スマスロ以外の機種に還元することもできそうですか?」

 


「それはもちろん。人気のカバネリや新鬼武者、あとジャグラーにも入れて常連さんに還元もしたいですね」

 


「そこまでできそうですか!?」

 


「今のところは……ね」

 

 

ひとまず良いスタートとなったようですが、やはり懸念する要素もあるようです。

 

 

▶ホールの悩みと不安


「今のところはお店も儲かって嬉しい限りではあるんですが、このスペック……お客さんのお金がもたないでしょ?(笑)」

 


「石油でも掘り当てんと打ち続けられませんよね?」

 


「石油王はパチスロは打たへんて(笑)。まぁでも、それくらい投資スピードは上がっているってことです」

 


「ゲーム性はともかく、コイン単価自体はみんなよく打っていた5号機ATと同じなんですけどね……6号機の規制強化がしっかり身についていますね」

 


「そうかもしれませんねぇ」

 


「ライターや編集部からも、スマスロ怖いっていう声をしょっちゅう耳にしますよ」

 


「物珍しさに打ってもらえてる時期はええですが、これからもお客さんがついてこられるかが今一番心配ですよ。なのでスマスロの増台はしばらく様子見です」

 

 

実際出玉性能では群を抜いているヴァルヴレイヴの稼働率が、やや苦戦気味となってきています。そういった『怖さ』の面を考えると、現行の6.5号機くらいのスペックの方が受け入れられやすいのかもしれません。店長の言う通り、スマスロという物珍しさが一段落してから登場する機種の存在が非常に重要になってきそうです。

 

 

Aタイプはしばらく苦しい


「では最後に、私も店長も大好きなAタイプについてお聞きします」

 


「うーん……残念やけど、かなり厳しくなるかもねぇ」

 


「やはりそうですか」

 


「効率的に利益を出しやすい機種が動いている間は、どうしてもそっちを優先すると思いますよ。うちはできる限り頑張りますけど」

 


「まぁそこは仕方ないですか。ホールが儲からないことには何も始まりませんから」

 


「そう、とりあえず安定して利益を確保できる状況にならないと、どの機種にも還元もできませんよ」

 

 

Aタイプはしばらく後回しになる模様。またAタイプは大量の有利区間を使わないことや、規制されている部分(ボーナス獲得出玉)が内規(自主規制)ではないため、スマスロ化しても緩和される要素がありません。よってAタイプの大幅変更は7号機からとなるため、しばらく冬の時代が続きそうです。

 

 

「では以上です!!」

 


「こんな話で大丈夫かな?」

 


「いえいえ、大変参考になる現場の意見が聞けました。ところで〇〇店(近隣の店)はいつ閉店したんですか?」

 


「年明け早々に閉めてたね。スマスロの導入も見送ってたしね」

 


「そうですかぁ……。やはりスマスロ導入は進退の目安なんですかね?」

 


「それぞれ方針があるから一概には言えないけどね。ジャグラーやパルサーの常連さんメインのお店は、敢えて導入を見送ってるみたいやし。まぁでも、大金を叩いてユニットを入れたホールはある程度続けと思いますよ」

 


「なるほど、近年はかなりのスピードで閉店が相次いでますから、どんなスタイルでも残ったホールさんには頑張ってほしいです」

 


「ほんまその通り、うちも生き残れるように頑張りますわ」

 


「本日はありがとうございました!!」

 

 


以上、現役ホール店長の取材模様をお送りしました!! リアルな現場の情報、また常にお客さんの動向を意識している人の意見は非常に有益なものとなりました。

 

これまでは初回導入ということもあり規制の緩和を存分に反映させた機種がメインとなっていましたが、どうやら今後は出玉一辺倒ではいかないようです。過去のコラムでも書きましたが、私はパチスロ業界が盛り上がるための始点はホールだと考えています。ようやく切り開かれた「儲け」の仕組み。改めて、今後登場する機種の重要さを認識させられました。……それではまた次回!!

 

「スマスロと2023年のパチスロ業界」を研究〜前編

2023/02/16

記事カテゴリ:ライターコラム


まいど、ミナトでございます。


今回は導入から2ヶ月が経過したスマスロの動きや、それに伴う2023年のパチスロ業界の展望を解説していこうと思います。

 

 

私事ですが、年末年始は三重のオールナイト参戦、また私用も重なり一月ほど東京を離れて生活しておりました。その際に普段見慣れない土地のホール状況を見たり、またホール店長さんに現場事情を取材することができましたので、そちらも合わせてお届けしようと思います。

 

ややネタが長くなりますが、興味深い情報もいくつか仕入れてきましたので是非最後までご覧ください!!

 

 

【2022年の総販売台数を見てみよう】

参考文献:パチンコビレッジ〜『パチンコ・パチスロ販売実績2022』

 

こちらの数値は、年間に販売されたパチスロ台の総数をまとめたものです。推移を見ると、2013年をピークにそこから7年連続減少、2021年にようやくプラスに転じ2022年は連続増加と回復の兆しを示す結果となりました。

 

この結果を大きく後押ししたのは言うまでもなく『スマスロ』の存在です。昨年の12月、2022年のスマスロ総販売台数は約67,000台と発表されました。一見すると、話題性のわりに大きな数字ではないように思えますが、導入日(11/21)から数週間という短い期間で、全体の約1割を占める数値は十分と言える結果でしょう。

ユニット生産や設備の問題で、泣く泣く導入を見送ることになったホールも多数あった為、その点も考慮したい要素です。

 

 

[2022年各機種の内訳]
・スマスロリノヘブン…7千台
・Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!…1.8万台
・パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ…2万台
・HEY! エリートサラリーマン鏡…2.2万台

 

現在全国のスマスロ導入率は半分にも満たない状況、2023年は昨年の台数をどれだけ超えてくるのか? 非常に楽しみです。

 

 

【スマスロのスタートダッシュは絶好調!?】
 

 

データ検証:ミナト

 

次はスマスロの出玉状況や稼働状況について。上のデータは導入週に自ら調査した結果をまとめたもの。5日間実際にホールに足を運び現場の状況を見てきました。

 

結果はというと……やはり出した!!

 

上の数値は今回私が調査したホールのみですが、後に公開されたデータでも、大多数のホールで同様の結果が見られました。稼働も好調で、導入日から1〜2週間は容易に台を確保できない状況が続いておりました。

 

 

さて、そうなると前回のコラムで書いた6.5号機の稼働状況『人気機種に偏り全体分母はさほど変わらない問題』というのが浮上してきますが、どうやら今回のスマスロはそうでもないようです。

 

先日、遊技機関調査を行うシーズリサーチがホールを対象とした「第91回パチンコ景気動向指数調査」を実施。その結果によると昨年9月より稼働状況は上昇、また3ヶ月後の見通しも上昇予想、「スマスロの稼働が好調であった事が要因」と言った旨の回答が挙がっていました。この調査結果により、スマスロの登場が全体の稼働の底上げに繋がったという見方ができます。

 


2023年は久々に明るい話題でスタートとなりました。その大きな要因となっているスマスロですが、まだ始動から2ヶ月程度。見通しの不透明さを指摘されることもあるようですが、直近では『スマスロ北斗の拳』や某冥界の王と言った、歴史に大きな影響を与えてきたキラーコンテンツの登場も控えております。ここで足元を固めることができるか否かが、分かれ道となりそうです。

 

次回は『ホール店長取材』による、スマスロを中心とした現場の生の声をお届けします。それではまた、後編に続く!!
 

「パチスロ業界の正念場」を研究

2022/10/22

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。


規制強化、新型コロナウイルス……現在パチスロ業界は非常苦しい状況となっております。ここ数年で多くのホールが閉業に追い込まれ、その影響は一般の打ち手にも肌身で感じるレベルまで到達しています。

そんな状況が続いていましたが、どうやら好転の兆しが見えてきた……明るい話題が上がってきました。その大きな要因となっているのが導入から約3ヶ月が経過した6.5号機の存在。

 

今回はパチスロ業界の未来について、具体的な数値を使って解説していこうと思います!!

 

 

【パチンコ・パチスロ業界の現実】


ではまず、実際どれくらいパチスロ業界がダメージを受けているのか? 全国のホール店舗数の推移を元に現状を解説していきます。
 

※データは警察庁発表数値を元に作成

 

残念ではありますがこれが現実でございます。一時は2兆円産業、約2万店舗と活気のあった業界も今ではご覧の有様です。ネットゲーム、スマホの普及、娯楽が多様化したこともあり、ここ10年はひたすら右肩下がりとなっております。

特に下降が顕著となったのは2018年以降、6号機導入が始まった頃ですね。2020年以降は新型コロナウイルスの影響も加わり、過去最高の下げ幅を記録。今年の年末には7000店舗を切るとも言われております。

 

▲近年増加した嬉しくない先告知

 

単純な経済の仕組みとして、現在は……

 


 ご覧のような負のRUSHに陥っています。それもなかなかの高継続です。

 

影響は当然我々メディア界にも及んでおり、実際に私の周りでも足を洗って……失礼、廃業や転職をするライター、編集部員が後を立ちません。私自身も他人事ではなく、今日も首の皮一枚で原稿を綴っています。

今、誰も儲かっていません。

えぇ……今は!!

 

 

【救世主第1号は6.5号機!?】


冒頭から暗さ全開で始まった今回のコラムですが、ここからは明るいお話をしていきましょう!!

 


 
この度大幅な規制緩和があり、パチスロは6.5号機に移行しました。どうやら、これが効いてるようなんですね。

※6.5号機の仕様に関しては当コラム「最新パチスロ6.5号機を研究(4/30更新)」をご覧ください

 

ではまず、こちらのデータをご覧ください!!

 


これは現在の主力である6.5号機と以前の主力機種の平均稼働ゲーム数をまとめたものです。期間は1週間、条件の異なる4つのホールで設置されている対象台全てから算出しました。

 

いかがでしょうか? 6.5号機と非6.5号機では、なんと約1.89倍の差が見られます!! ちなみに当データは10月に採取したもの。よって対象の6.5号機は導入からかなり時間が経過している状態ですので、長期的な稼働貢献があるということも伺えます。

 

と、まぁ堅調に動いている6.5号機ですが、少し厳しい見方をすると……そもそも6.5号機の方が規則面でアドバンテージがある、これまでの客が6.5号機に移行しているだけで全体の稼働数はそこまで上がっていないというツッコミも入れられます。

 

まぁぶっちゃけほぼその通りかもしれませんが、ここにとあるデータを加えることで興味深い見解ができるのです。

 

 

【コイン単価の変化で利益急増か!?】


では、そのとあるデータをご覧いただきましょう。

 


「コイン単価」の比較表を作成してみました。このコイン単価、打ち手はあまり意識しない数字かと思いますが、この数字はホール経営の命と言っても過言ではないものです。

 

簡単に説明しますと……コイン単価とは、打ち手が使用したコイン1枚あたりの売り上げを示す数字です。同じ稼働数でも、この単価が高い機種が動く方がよりホールは儲かります。

つまり、先ほどの項目で述べた懸念点(ホール全体の稼働に変化なし問題)は、これにより改善されると予想できます。

 

6.5号機は単純にゲーム性の向上だけでなく、店も儲けやすくなる仕様になりました。この数値を見ると、業界が安定していた5号機時代とほぼ同等です。店が儲かる事で、打ち手に還元できるようになります。そうする事でさらに稼働も上がり、新台の導入機会も増えメーカーも潤います。6.5号機の登場、この度の規制緩和は「負のRUSH」に風穴を開ける大きなきっかけとなったと言えます。

 

 

【プレイヤーおよび業界関係者の声】


最後に、6.5号機や現状について直近取材した現場の声を紹介します。

 

●一般客
・以前より設定度外視でも勝負になる雰囲気がある
・2400枚を超えるため、逆転の期待感を楽しめるようになった

 

●スロプロ
・設定状況が変わった
・稼働が上がっているせいか、打てる台が増えた

 

●メーカー開発
・緩和のおかげで開発の幅が広がった

 

●ホール関係者
・以前より回収しやすくなったおかげで高設定を使える機会が増えた
・AT終了後の即ヤメ台が減った

 

取材の結果、6.5号機に関してこのような前向きな意見を聞くことができました。

 

 ▲有利区間ゲーム数の撤廃が加わるスマスロ、さらなる追い風にしたい!!

 

ということで以上、今回は6.5号機の実態と今後の展望について語らせてもらいました。導入から3ヶ月経過した6.5号機は、ひとまず良い方向に動いているようです。

冒頭でもお伝えしたとおり、現在パチスロ業界は非常に厳しい状況です。それが今、大きな動きを見せ始めました。時代的に過去のような盛り上がりまで復活させることは難しいですが、私を含めまだまだパチスロファンは存在しています。

パチスロを楽しめる環境を守るには、残った者達、自身で打開し進んでいくしかないのです!! 今後もどうすれば環境が好転するのかを研究し、皆様にお伝えできればと思います。

 

それではまた次回お楽しみに!!

 

6.5号機『パチスロ甲鉄城のカバネリ』を研究

2022/07/01

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。

 


今回は新台『パチスロ甲鉄城のカバネリ』について。Sammy初の6.5号機、新たな時代を担う一台が登場します!

 

 

システム面では『ツラヌキSPEC』という仕様が注目要素となっているようで…

 


・完走後は即STに突入→実質的に出玉の上限が無い

 

・最上位ST突入時の期待枚数が約3500枚

 

・ST終了125G以内のボーナス引き戻し期待度は約50%

 

 

6.5号機だからこそ実現できる強力出玉トリガーの実装や、その他にも有利区間のゲーム数が実質無制限となる早い引き戻しがウリとなっているようです。

 

 

現在、機種ページに実戦データが掲載されているのですが、実はこちらのデータ採取に私ミナトも参加しまして……導入前に調査することができました!!
 

 

機種の仕様にも触れつつ、実戦から導いた挙動の考察や立ち回り、導入時に役立つ情報をお届けするので是非最後までご覧ください。

 

 

【6.5号機の仕様について】



まずは新規則のおさらいから。以前、当コラムにて詳しく解説させてもらいましたが、本機を打つ上で重要となる情報なので改めて紹介しておきます。

 

※詳しくは2022/4/30更新「最新パチスロ6.5号機を研究」を見てもらえるとありがたい!!

 

 

【各状態のポイントを紹介】



細かなゲーム性は機種ページをご覧いただくとして、ここでは各状態のポイントを中心に紹介していこうと思います。

 

 

《通常時》


通常時は主にカバネリチャンス(CZ)規定ゲーム数消化……2つのルートからボーナス当選を目指します。

規定ゲーム数は100G/250G/450G/650G付近がチャンスとなっているようです。
 

千本鳥居は規定ゲーム数の前兆ステージ

 

 

サブ液晶の注目ポイント(通常時)

 


次回のCZの種類や規定ゲーム数を示唆する演出が存在する模様。主にST終了後に出現する「おみくじ」、その他「アイキャッチ」や「会話演出」は、その内容に対応するCZの示唆となるようです。

 

▲キリの良いゲーム数では「キャラカード」が出現することも。種類によってなんらかの示唆が行われていると思われます。

 

 

《ボーナス》


通常時のボーナスは2種類。エピソードボーナス(青7揃い)は当選した時点でST突入濃厚。一方の駿城(はやじろ)ボーナスは消化中の獲得ポイントを参照してST突入抽選が行われます。

 

★駿城ボーナス後のポイント

 

駿城ボーナスではゲーム数がリセットされない!!


ST突入失敗時はツラヌキSPECが発動!! 通常時の消化ゲーム数・CZのストック・黒煙りポイント(内部ポイント)を引き継ぎます。また駿城ボーナス終了後はチャンス目高確にも移行するので、ヤメる際は注意。

 

 

《ST》


25G+αの間にボーナスを引けばSTが再セットされます。ST中のボーナスは赤7揃いカバネリボーナスが基本ですが、青7揃いエピソードボーナスが当選すると上位STor最上位ST突入のチャンス!!

 


最上位STとなる「裏美馬ST」は約95%の継続率を誇り、突入時の期待枚数は3500!! 6.5号機のセールスポイントを存分に活かした機能となっています。

 

また、STが完走した際にもツラヌキSPECが発動。有利区間を再セットして即STに復帰するという仕様となっています。

 

 

★カバネリボーナス中のポイント
 

 

消化中は簡単な技術介入要素があり、カットインが発生したら逆押しで左リールに赤7の塊を狙います(範囲は4コマ)。成功すれば黒血漿メーターが貯まり、カバネリ高確の獲得抽選が行われるので必ず実践するように!!

また、ボーナス中はキャラ紹介が発生する場合があり、登場キャラ話数に秘密がある模様。

 

 

【実戦データの考察】


 

では次に、採取したデータを基に考察していきます。ちなみに私ミナトが担当したのは設定6でございます。

 

※各設定の実戦データは機種ページに掲載中!!

 


短時間実戦ではありましたが、ご覧のような結果となりました(設定6のみ負け……)。ひとまず結果は置いておいて、データの考察をしていきましょう!!

 

 

まず設定6を打った感想は……とにかく当たる!! でしたね。現状判明している初当りの数値通り、他の設定と並んで打つと挙動の違いは明らか、体感でわかるレベルでした。

 



そして、その初当りに比例するように伸びた項目がCZ突入率です。設定別の突入率は現段階でまだわかっていませんが、設定6とその他の実戦値を比較すると約1.3倍の差が見られました。

CZはボーナス当選のメインルートであるので、そこに差が生まれると予想するのは妥当でしょう。

 

 

出玉面では、設定6は初当りが多くとれたものの、ST中にカバネリ高確の対応チャンス目が引けないなど、打ち手の腕の弱さも露呈した展開負けとなりましたが、ご覧の初当りですので安定感は高い印象です。

 

一方、差枚数プラスとなった設定1と設定5は、上位STである美馬STに突入し、そこから出玉を伸ばすことに成功。もしかすると、こういった上位STの突入にも秘密が存在するかもしれませんね。

 

▲グラフだけ見ると設定1は高設定の香りがします

 

 

【立ち回り・攻略ポイントのまとめ】



最後に、現状判明している情報と実戦上の結果を基に攻略ポイントを考察してみました。まだ謎な部分も多いため暫定版となりますが、頭に置いておけば得する情報に化ける可能性も!?

 

■有利区間ランプについて

 


本機には有利区間ランプ(デジタルセグのドット等)が存在しません。これは以前のコラムにも書きましたが6.4号機から表示義務がなくなったためであります。

現段階では設定変更や有利区間の継続、非継続をランプで判別するのは不可能と思われます。加えて演出等の他の要素から判別することも、今回の実戦では解明できませんでした。

 

 

■天井について
 

通常時1000G+αでエピソードボーナスに当選。

 


駿城ボーナス後にSTに突入しなかった場合は、通常時のゲーム数を引き継ぐため、天井までのゲーム数もそのまま継続となります。

 

 

■設定変更判別

 

 

本機は有利区間ランプでの、判別が不可能となっています。そのため現段階の判別方法としては、前兆ステージ千本鳥居の突入を目安にするのが有効となりそうです。前日のゲーム数が分かれば、判別できる場合もあるかと。

 

今回の実戦で千本鳥居移行(フェイク&本前兆)が確認できたゲーム数の範囲を下記にまとめたので参考にしてみてください。


・74G〜125G
・256G〜276G
・661G


※CZの突入等で移行ゲーム数がズレる場合もありそうです

 

 

■狙い目のまとめ


・ST終了後125G以内
→ボーナス引き戻し期待度50%超

 

・通常時100G/250G/450G/650G付近
→規定ゲーム数の強いゾーンが存在する

 

・駿城ボーナス後の台(天井狙い)
→データカウンタとはズレが生じるので、サブ液晶の表示ゲーム数を目安に

 

 

ちなみに125Gを抜けてしまっても、250G付近までのボーナス当選期待度はトータル約75%とのことです。

 

 

ということで以上、『パチスロ甲鉄城のカバネリ』の研究を終了します。やはり今のパチスロで最もネックとなっているのは有利区間問題でしょう。

 

まだ完全に消滅したわけではないですが、6.5号機の登場でその枷は随分軽減されることになりそうです。本機はその恩恵を反映したスペックとなっているので、新時代を築くマシンの一台として期待したいと思います。

 

今回は実戦に基づく内容を軸に書かせていただきました。よって、今後の情報次第では大幅に変更となる場合もあるのでご了承ください。続報が出た際には、機種ページや当ブログでも取り上げて参ります!!

 

 

それではまた次回!!

 

関連機種

『パチスロ ピンクパンサーSP』の攻略要素を研究!!

2022/06/10

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。


今回お話させてもらうのは、注目のスイートマシン……

 

 

パチスロ ピンクパンサーSP』でございます!!

 

フル攻略時の機械割が103.2%(設定1)、理想的な甘いスペックということで、導入前の取材から期待していた1台。この度、新台初日から突撃することができましたので、実際にホールで打って探ってきた本機のスペックを引き出す攻略ポイントを中心に紹介していこうと思います!!
 

※基本仕様は当サイトの機種ページをご覧ください

 

 

【機械割アップのためにやるべきこと】


①小役の取りこぼしをなくす


 

まずは小役(レア役)の取りこぼしに注意です。打っていて気になったのがスイカの存在。

 

なんか異様にスイカ引くなぁ……なんて思ってたらそれもそのはず、スイカAとスイカBの合算確率は約38分の1。うっかり取りこぼしてしまっても4枚の払い出しは受けられますが、しっかりと揃えれば8枚ですので、スイカテンパイ時はしっかりフォローするよう心掛けましょう。

 

正確な小役狙いはスイートマシンに限らずパチスロで勝つための基本となりますので、他機種でも要実践となります。

 

 

②ビタ押し不要の入賞手順


 

次はボーナス入賞手順について。本機は3枚掛け専用機の為、入賞スピードで大きな差が生じます。今回の実戦にて、ビタ押し不要(最大2コマ)の手順を作成してきたので紹介します!!

 

※補足
・当手順は実戦上の結果を反映したものである
・赤7BB/白7BB時は右リールの狙い所と成立役によって停止型Bまたは停止型Cをとる

 

ホール実戦中に生み出した手順のため、成立役、ボーナス内部時等の細かなスベリコマ数は調査中となりますが、ひとまずこの手順で通用するはずです。目押し難易度が下がるのでいわゆるフラグ迷子、になる可能性がかなり抑えられるでしょう!!

 

 

③演出カスタマイズで絞り込む


 

 

こちらは本機の目玉機能といっても過言ではない「演出カスタマイズ機能」を活用し、ボーナス入賞を早める手法です。BB成立時とRB成立時の演出に限界までメリハリをつけることで、当選後直ぐにボーナスの種別(BBとRB)を絞ることが可能となります。

 

例として分かりやすいのは「フリーズ」発生率の調整ですかね。BB1/1.1RBなしに設定、リーチ目停止時にフリーズしなければ即RBを狙い、フリーズ発生時はBBフラグの多い手順(上記手順であれば手順2)から狙い、入賞手数を省くという理屈です。

 

実際にこの設定でやってみましたが、フリーズはボーナス成立後に数ゲーム経過してから……ではなくかなり早い段階で発生することが多く、迅速な入賞に繋げることに成功しました。よって効果は十分に見込めるかと思われます。

 

……まぁしかし、御察しの通りこの設定にするとゲーム性は崩壊するので悪しからず(笑)。

 


▲フリーズ解除後に小役を狙ってみたところスイカが入賞。重複時は小役入賞より先にフリーズが発生する場合もあると想定されるので、小役をフォローしつつボーナスを揃える必要がある。

 

 

④ビタ押しについて


 

最後は本機のビタ押しについて。それぞれ個人差はあるかと思いますが、本機のビタ押しは比較的簡単な部類と言われています。その理由が……

 

・ターゲットが「7絵柄/ベル/7絵柄」と大きい
・サイズ的に絵柄の視認性が高い

 

加えていつでも練習できる「プラクティスモード」の搭載。成功&失敗時に早さ調整を数値化して教えてくれるステップ判定。開発者の方はおそらくスイートマシンフリークであり、打ち手の心理を十分に理解して作ってくれたと睨んでいます。
 


※ステップについては当コラムの2021/10/14更新「目押し上達法を研究」を見ていただけるとありがたい!!

 

ですが、そんな優しさ仕様に甘えすぎてはいけない要素も感じられます。RTからARTへ昇格させるためには獲得ゲーム数が非常に重要となるため、そう簡単にミスはできません。また、ビタ押しを行う頻度は比較的高い部類となるので、その点にも注意が必要です。
 


▲プラクティスモードで椅子の高さ、当日のコンディションを調整してから挑みましょう

 

ということで以上、今回は新台『パチスロ ピンクパンサーSP』の攻略についてお話させてもらいました!!

 

 

甘いスペックもさることながら非常に攻略しがいのある一台、まだ導入間もない台ですのでこれから打つ予定のある方、甘いスペックを引き出したい方は是非、紹介したポイントを実践してみてください。

 

ちなみに本機は上級者〜初心者までを対象とした「ビタ押し入門マシン」というのがテーマとなっているようです。現在続々とスイートマシンが登場してきており、私ミナトは4号機以来の大技術介入時代が到来したと確信しております。これを機に、技術介入マシンに足を踏み入れてみるのはいかがでしょうか?

 

 

それではまた次回!!

 

 

関連機種

『最新パチスロ6.5号機』を研究

2022/04/30

記事カテゴリ:ライターコラム


まいど、ミナトでございます。

 

今回は話題の「6.5号機」について!! これまで幾度と改定されてきましたが……この度初めて出玉面に直結する部分にメスが入りました!!

そんな今後の6号機が大きく変化するかもしれない緩和の内容、そしてこれまでの規則のまとめを私ミナトが解説させていただきます!!

 

 

Sec.1【6.5号機の仕様】



上記の内容に変更されました!! では、それぞれを掘り下げて解説していきましょう。

 

 

①有利区間ゲーム数の延長について


6.2号機で有利区間ゲーム数が1500G3000Gと緩和されましたが、今回はそこからさらに1000G上乗せされることになりました。4000Gと言うと、もう半日分です(笑)。

 

この点に関しては「3000Gでも十分やろ?」と一瞬ツッコミそうになりましたが、の変更点はこの有利区間の滞在時間がかなり重要となってきますので、この緩和も後々効いてくるでしょう。

 

 

②『差枚数』2400枚について
 

今回の目玉となるのがこちらの項目です。6.5号機以前の機種は2400枚の出玉を獲得した時点でATが終了していましたが、これが同一有利区間内で投資した分を考慮した差枚数で2400枚となります。

 

 
いわゆる吸い込み方式のイメージですね。この仕様によって、2400枚overが実現されることになります。

「8千枚くらい吸い込ませて、一撃万枚もいけるんちゃう?」と、思われる方もいるかもしれませんが、まぁそれは時間的にも規則的にも厳しいかと。ひとまずは4千〜5千枚が相場になるかな? と予想しております。

 

そんな嬉しい緩和ですが、注意点も存在します。忘れてはいけないのが「同一有利区間内」というワードです。

これは有利区間がスタートしてからリセットされるまでの間を意味します。この間に吸い込んだ分のみ出玉上限に上乗せされるので、途中で有利区間がリセットされてしまった場合は、同時に吸い込んだ分もリセットされます。

 

そしてもう一つ注意したいのが、「有利区間ランプの表示義務の廃止」です。

これは6.4号機で施行された内容ですが、「非有利区間と有利区間の移行タイミングを可視化するのは自由にします」というものです。

 

ということはですよ……知らない間に有利区間が切れていて、差枚数のストックが減っている!! みたいなことも起こり得るわけです。まぁ実際にこんな鬼畜仕様にしてしまうと評判が悪くなるので、有利区間の状態や差枚数の調整は、ランプや演出等である程度目に見えるような作りにしてくれるとは思います。
 

※例えば通常時に有利区間を切る時は、バトル演出みたいなのに発展して、勝てば「差枚数ストック継続」、負けると「有利区間リセットで差枚数消滅」みたいな台も出てきそう?

 

 

Sec.2【緩和の歴史】


 

 

ではこれまでの流れを振り返ってみましょう。上の表は緩和された主な内容をまとめたものとなります。

この中で「6.3号機」が空白になっていますが、こちらは「スマートパチスロ(コインレス機)」が発表された際に用いられた型式です。ですが承知の通り、登場が延期になり、この6.3号機が登場する前に次の改定が進んでしまったため空白となりました。

 

まぁしかし、こうやって振り返ってみると短い期間でかなり緩和が進んだ感じがします。

 


ということで以上、今回は6.5号機の仕様と緩和についてお話させてもらいました。

まず先陣をきるのが「Sキャッツ・アイ(平和)」と「シリウス(ヤーマ)」。共に6月から全国導入の予定。さらに数日前にはSammyの「甲鉄城のカバネリ」が適合、また他にもビッグタイトルが続々と登場してくる……そんな噂も入ってきております。

 

出玉面に直結する大きな進歩、ここから6号機が一新することに期待し動向を見守りたいと思います!!

 

それではまた次回!!

 

『スイートマシン』の攻略方法を研究

2022/04/01

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。

 


最近何打ってる? 仕事柄このワードをしょっちゅう耳にするのですが、で最近よく挙がる名前がディスク2、マッピー……etc.

 

そう、低設定の機械割が甘い「スイートマシン」!! もしかしたら私の趣味に周囲が合わせてくれているのかもしれませんが(笑)。いやいや、当サイトの人気機種ランキングをご覧ください!! ランキング20位以内にスイートマシンが5機種もランクインしているではないですか!!(※3月30日現在)

 

当コラムの担当編集氏もスイートマシンのファンだと思います……おそらく!! 先日も編集部で遭遇するや否や、立ち話で1時間以上も攻略トークに花を咲かせましたから。なかなか盛り上がるパチスロ話が出てこない現状、ここまで熱くなれることはプラス材料でしょう。

 

また昨今はただ甘いだけがウリではなく、ゲーム性も非常に向上しています。目押しが苦手でも打ちたい!! そんな方も増えてきているはず。そこで今回は、目押し以外の「スイートマシン攻略」を紹介しようと思います。最後には私ミナトが実際に打ち込んだ機種毎の考察も用意しておりますので、是非最後までご覧ください!!
 

 

 

Sec.1【目押し以外の攻略ポイント】



スイートマシンは好き!! でもまだ目押しがちょっと……そこの貴方、諦めないで!!

ここでは目押し以外の部分で機械割を向上させる方法を5つ紹介します!! ちょっと意識するだけで効果のあるポイントなので、是非挑戦してみてください。

 

1.『自身の目押し精度を明確に知る』
 


まぁ自分はだいたい80%くらいやな!! ……この「だいたい」が非常に危険!!

ディスク2やマッピーが登場し、マイスロ・ユニメモでビタ押し成功率を正確に算出してくれるようになりました。

今まで正確に数えて算出したことがなかった人はこの数値を見て「え、思ってたより低いぞ!!」となる場合が多いようです。自身の精度を知ることで、攻めるべき機種の傾向や期待収支を正しく見出すことができるようになります。

 

 

2.『機種の特性を知り、フル攻略の可否を判断』
 


現状の目押し精度でどれだけ技術介入が成功しそうか? ビタ押し以外に何を注意するか? 機種によって様々なので、自身に合った特性の機種を選んでみましょう。

 

例えば、新ハナビやガメラのように2コマ目押しで済むような機種も存在します。

これらは若干機械割が低めではありますが、小役の取得やボーナス察知に注意すれば、ビタ押しが苦手でもフル攻略に近づけることができます。

場合によってはビタ押し必須の103%の機種を打つより、結果的に良い期待収支で打てているかもしれませんよ。

 

 

3.『小役取得&ボーナス最速入賞』

 


 
これは全ての機種に当てはまる必須科目です。

 

まずは注意力だけでカバーできる小役取得の重要さを具体的なマネーで算出してみましょう。


例)等価交換、ディスクアップ2の設定1のスイカ取得率が終日(7000G)50%だった場合

7000円」損します!!

 

 

次にボーナス最速入賞について。一部の機種では察知に目押し力を問われる場合もありますが、基本的には知識面でカバーできます。ではこちらもマネーで算出してみましょう。


例)等価交換、ディスクアップ2の設定1を終日(7000G)打ち、ボーナス入賞が毎回1G遅れた場合

おおよそ「2280円」損します!!

 

※ディスク2に関してはボーナス成立後に3択10枚役のナビが出たり、機種によってはリプレイ確率が変動、またその他の小役が成立する場合もあるのでこの数値は目安にしてください。


たった1Gの遅れでこのロス、恐ろしいですねぇ。最近は3枚掛け専用マシンも多いので特に注意が必要です。と言った感じで、ちょっとしたミスが重なるだけで1日の期待収支が帳消しになる場合も。

 

 

4.『甘さを盾にして戦う』


ある意味これが最も正しい方法かもしれません。設定1のスペックばかりに気を取られがちですが、スイートマシンにも設定が存在します。

これらの機種はフル攻略でなくても、大概の機種は目押し成功率6割前後でプラマイゼロラインとなります。

目押し精度に不安がある場合はきっちりと設定推測を行い、最低設定を確信したらヤメ、高設定の雰囲気を感じたら続行……といったように、一般的な機種と同じように打てば良いのです。

仮に最低設定を打っても、理論上はノーダメージに近い形で終えることができます。

 

 

5.『再プレイを活用する』
 

 

基本的に103%前後の戦いとなるスイートマシン。たとえば機械割101%の台を1時間で700G消化した場合の期待収支はプラス約21枚と、大きく負けにくくはありますが安定して勝ち続けることは難しいと言えます。

そんなシビアな戦いなので、非等価地域での現金遊技はできる限り避けたいところ。再プレイに限度がある場合はホールが密集する地域に出向き、複数ホールの会員カードを作成し、再プレイを使い切ったら店移動!! という作戦が有効です。


スイートマシンに技術介入(目押し)の攻略は必要不可欠です。ですが以前のコラムでも書きましたが(※詳しくは『目押し上達法を研究』にて)、目押しの上達にはかなりの労力と時間を要します。まずはすぐに実践可能な、これらの項目を見直してみてください。

 

 

Sec.2【6号機のスイートマシン分析】



では最後に6号機の主力スイートマシンを紹介!! いずれの機種もミナト自身がそれなりに打ち込んだ機種なので、実戦に基づいた考察や攻め方のコツを綴ってみました。Sec.1の攻略方法に繋がる内容ですので合わせて参考にしてみてください。

 

■パチスロディスクアップ2


・設定1のフル攻略機械割…103.0%
・技術介入難易度…★★★

※技術介入難易度は「★」の数が多いほど難しい
 

技術介入はビタ押しですが、狙い箇所の視認性が高め。ただ今作はダブルアップや極・技術介入が追加されたので、前作と比較すると全体的に難易度はアップしています。設置台数が多めなので台確保の容易さ、ホールによっては若干設定にも期待できるようです。

 

 

■SLOTマッピー


・設定1のフル攻略機械割…104.1%
・技術介入難易度…★★★★


裏技(EXTRA)が鬼門です。3リール連続のビタ押しでチャンスは1回、しかも失敗時の代償がかなり大きいためメンタル弱めの方には厳しい仕様です。優秀な機械割ですがフル攻略は困難な部類。人気急上昇の機種なので、増台→設定状況にも期待したいですね。

 

 

■新ハナビ
 


・設定1のフル攻略機械割…102.0%
・技術介入難易度…★


枚数調整以外は全て2コマ目押し、現存のスイートマシンの中で最もフル攻略に近づけられる仕様です。導入から時間が経ちますが、完全6号機時代に突入してから再ブレイク。設定推測要素が豊富で且つ、状況も比較的良好。付加要素が薄く安定感も抜群です。

 

 

■パチスロひぐらしのなく頃に祭2
 

 

・設定1のフル攻略機械割…103.0%
・技術介入難易度…★★★★


ART突入時にビタ押しが失敗した際の代償がかなり大きく、小役(1枚役)の取得にもひと手間かかるので、フル攻略が難しい仕様です。ですが、確定演出を含む設定推測要素が非常に充実しています。その影響もあってか、導入当初の設定状況はかなり良かった印象。「甘さを盾に」の代表的機種です。

 

 

■パチスロガメラ



・設定1のフル攻略機械割…102.0%
・技術介入難易度…★★


目押しが2コマなので技術介入要素は低めですが、失敗時の代償はやや大きめ。告知発生までボーナス絵柄を揃える必要がないため、入賞スピードのロスがありません。またゲーム数天井を搭載しているので、台選びで有利な戦いに持ち込むことができます。

 

 

■スナイパイ71
 


・設定2(プロフェッショナルモード)のフル攻略機械割…104.1%
・技術介入難易度…★★★


設定2以上は外見(筐体ランプ赤色)で判別が可能。プロフェッショナルモードの技術介入はビタ押しとなりますが、狙う絵柄が大きいので比較的簡単。ですが、失敗時の代償が大きい(とくにCZ中)のでそれなりの精度が必要となります。スイートマシンの中では珍しいATだけで出玉を増やすタイプで、設定不問で一撃2400枚の獲得も可能。展開にパンチが欲しい方にオススメです。

 

 

■いろはに愛姫
 


・設定左/中/右のフル攻略機械割…104.1%
・技術介入難易度…★


ボーナス入賞手順の際に少々難しいビタ押しが必要ですが、それ以外は小役の取得に注意していればOK。ただ甘すぎるスペックが原因で、現在はほとんど設置がありません。本機で一番難しいのは台確保。

 


ということで以上、今回は様々なスイートマシンの攻略についてお話しさせていただきました。どうやら今も後続々と甘い機種が登場するという風の噂も入ってきておりますので、これをきっかけに少しでも触れる方が増えてくれると有り難いです。完全6号機時代に少し明るい話題……ええやん、素敵やんですね。

 

 

それではまた次回!!

ディスクアップ生活Ⅱのデータも絶賛準備中ですので、そちらもお楽しみに。

『ディスクアップ生活Ⅱ』途中経過〜2万G地点

2022/02/18

記事カテゴリ:ライターコラム

 

前作の100万Gデータ採取から息つく暇なく……検証企画「ディスクアップ生活Ⅱ」が始動しました!! まいど、ミナトです。

 

今回は序盤の経過をまとめた諸々の数値の公開、またSNSやその他から受けた質問を元に考察を行っていきます!!

 

※関西地方が最速導入(1/24)。地元に帰省し初日から参戦

 

日毎の結果はSNSにて更新中!!
twitterアカウント→ @tk_man718

 

 

Sec1.【途中経過データ発表】



では企画序盤、2万G経過地点のデータをご覧ください!!
 

※ボーナスは入賞時ではなく成立確認時点でゲーム数を確定

 

合わせて通算のマイスロデータも公開します↓

 


 
結果はご覧のようになりました。初日から負けが続いておりましたが、約1万Gを超えた辺りからプラス域へ浮上。もちろん、検証は始まったばかりなのでここから転落……なんてことも十分想定していますが、現状はプラスを維持しています。

 

ちなみに……
前作は5万Gくらいまでプラス域とマイナス域を行き来し、約10万Gでボーナス確率&機械割が設定1の公表値とほぼ同じになりました。

※詳しくは当ブログの第3話「長期的な視野で」にて

 


Sec2.【ビタ押しについて】



では次に、SNSや周囲の方から伺っている質問に回答します。今回は「ビタ押し」についてです。

 

技術介入マシンを攻略する上で必要不可欠なビタ押し、前作と比べディスクアップ2の難易度は上がったと言っていいでしょう。その要因を細かく解説します。

 

▶要因①…配列の変化


真·技術介入のビタ押しの目安が「青7」から「BAR」に変化、また星図柄内の青色矢印の位置も変更されました。

 

▶要因②…極·技術介入の追加


今作から追加された要素にもミスを誘発する要因が。その一つである「極·技術介入」。これまでと全く異なる箇所を3連続で停止させる必要があり、また通常のビタ押しに紛れて突如発生。そのため通常ビタのリズムも崩されるため全体に影響が出てしまうでしょう。

 

要因③…ダブルアップの緊張


こちらも新たに追加された要素です。ダブルアップに当選すると、そのBIG中のビタ押し成功時の上乗せが全て2倍!! 非常に嬉しい機能ではありますが、その分プレッシャーもミスった時の代償も2倍です。

 


このような要因から、ビタ押しの難易度や重要度は上がったと言えます。アベレージで高い精度を保つことはもちろん、ダブルアップ中のようなプレッシャーのかかる得点圏でも結果を出していく必要があります。

 

と、難しくなった技術介入ですが、もし前作と同じ難易度だったら巡り巡って打ち手自身を苦しめる恐れがあるのです……。

 

それは近年の技術介入ブームによる、打ち手の目押し力の底上げ。やはり打ち込めばある程度コツを掴んで皆上手くなります。

そうなると、ホール側へのしわ寄せが大きくなってきますよね? 結果、導入台数が限定されたり、設定状況が落ちる、と言った弊害が生じてきます。精度のインフレを破壊!! という意味合いでは受け入れなければならない事象かと考えています。

 

※ミナトは前作で一度もエイリやんを見ることができなかったが、今作は早くも完走達成!! 上乗せ性能の向上や重要さが伺える

 

 

Sec3.【攻略情報!!】



最後に、機械割アップに繋がるボーナス入賞手順を紹介します!! 本機は3枚掛け限定なので、よりボーナス入賞を迅速に行う必要があります。


※手順はミナトの実戦中に作成した暫定版。今後より良い手順が発覚する可能性あり

 

▶BIG/REG不明時
 

 

▶BIG濃厚時


 
演出や出目から判断して、2パターンの入賞手順を使い分けてみてください。

 

 
それでは以上、今回は「ディスクアップ生活Ⅱ」の途中経過をお届けしました!!

また100万G打つかは分かりませんが……(笑)、今作も検証スタイルは前作と同様、基本的には短時間、そしてたまに長時間を組み合わせた「サラリーマン稼働」です。多くの方が真似しやすいスタイルで進めていく予定です。

 

今後も当ブログでは定期的に結果発表、また実戦に基づいた攻略ポイントをお届けするので、是非ご覧ください!! あ、目標の機械割は今回も103%以上を設定しておきます。

 

 

では、また次回!!

 

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